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「安心」を持ち歩いているつもりのわたし

昔からカバンは大きいものを選んできた。なぜなら荷物が多いから。
財布、携帯電話、家の鍵などの必需品以外に、持ち歩くものがたくさんある。

イヤホン、モバイルバッテリー、ペットボトルの飲み物、痛み止め、絆創膏、折り畳み傘、化粧ポーチ、本…etc.

イヤホンとモバイルバッテリーは必須アイテムだけど、あとの物ほど出番が少なくなっていく。
しかし「いつか」必要かも、の精神が消えない。

最近、カバンが小さい女性に憧れて、小さくて軽いカバンを買って出かけてみた。
意外となんとかなった。
ペットボトルの飲み物はほぼ飲まなかったし、化粧直しもリップ1本あれば事足りた。

たくさんのモノという「安心」を持ち歩いて、不安に備えているつもりになっているけど、反対に自分に負荷をかけていたのかもしれない。
なかなか「いつか」はやってこないのだ。

少しずつでも、身軽でも安心するような人になりたいなと思ったり思わなかったり。
無理のない範囲から、小さいカバンに慣れて行こうと思う。

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