12月9日　雲のスート9　嘆き

このカードの男性は、仏陀のいとこであり弟子でもある人物とされています。

仏陀の死に際して、彼は何年も仏陀の側に仕えながら、未だ悟りを開けぬ自らを嘆き悲しんだとか。

細く開いた戸の向こうには星がキラキラと瞬いています。

嘆きや痛みを伴う出来事に直面した時、私たちはそれを悪いことと即座に決めつけてしまう傾向がありますが、それは同時に多くの気付きと変容をもたらす可能性を秘めてもいるのです。

嘆きを、悲しみを、痛みを、味わい尽くしましょう。その体験こそが、あなたを変容へと導く鍵となります！