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夏の養生
「これ梅雨、あけてない?」
外出すると、毎日のようにこの独り言を繰り返している
私の住むエリアは、天気予報士曰くまだあけていないらしい。
私が学生時代の梅雨は、しとしとと割と静かな雨が朝から晩まで降り続くイメージだった。2~3週間腰が重そうに居座る、どんよりした重いグレーの雨空にげんなりしたものだ。
自転車通学をしていたのだが、暴風警報が出ていない限りは気合で立ちこぎ全力疾走。中学高校の6年間、側溝の鉄板につるんと足を取られ、膝小僧がずるむけになった回数はみなさんが想像するよりは…たぶん少ない。
(雨の日傘さし立ちこぎ、今はもう体力的にも法律的にも?できないよね。そして危ないので子どもには絶対してほしくない。母とはなんとわがままなものか。)
初めて東南アジアを訪れたとき、人生初スコールに「なんだこれは」と驚いたのも10年ほど前。
気が付けば日本も同じような、いやもっとひどいことになっている。
人的災害まで巻き起こすようになってしまった梅雨。
明ければ、今年も猛暑がやってくるのだろう。
「例年を上回る猛暑です」「猛暑を通り越して、酷暑です」
この予報は、いつになったら終わるのだろうか。
前置きがえらい長くなってしまった。
さて、ネット予想ではあと1週間程度明けない梅雨だ。
暑いなんてことは百も承知だが、プラスアルファで「湿気」もついてくる。
梅雨から夏の入り口にかけて「湿」が体に悪さをする「湿邪」となる、と言われる。
水を必要以上に身体に溜め込み、むくみ・身体のだるさ・重さ・消化不良などを感じる方が多くなる。
(むくみを感じやすい、なんてほとんど全女性に当てはまる文句だな…)
解決方法としては、適宜意識的に「発汗」する。
それに限るようだけれども、食の観点で考えると…「苦味」をうまく取り入れて、素材をあまり触らない食事を入れたいところ。
こもった熱を出す作用のあるゴーヤに、疲労回復効果の高い豚肉。それをシンプルな調味料でさっと炒めるだけの、ゴーヤチャンプルーがぴったり。
暑くてキッチンに立つことも、買い出しに行くことも億劫になる時期だが、こんなときこそシンプルイズベストで美味しいと感じるものを取り入れてみよう。無理なくね。
昨年のレシピをお持ちの方は、ぜひ今年もゴーヤチャンプルーで残りの梅雨と夏を乗り切ってね。
まなおおうちごはん 主宰 茉奈
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