見出し画像

男性器の機種変更6 少年から少女へ ミクの場合 【第7章】レベル0のサイズのおちんちんって?

こうして私の女子小学生ライフは過ぎていき、先月無事に卒業式を迎えた。
そう、私は今月から中学生。

中学生になると、制服になる。
小学校には制服がないので、男の子が女の子の格好をしても別に構わなかった。
しかし中学はそういう訳にはいかない。

特に私が通う中学校では、制服に関して厳しいらしい。
だから私も、ちゃんと学生服を着なければならない。
それにせっかく三編みができるくらいまで伸ばした髪も校則違反になるらしく、ボブくらいの長さに切らなければならなかった。
これも仕方ない、私はミクではなく、ヨシヒサなのだから。

あれほど女の子になることに賛成してくれていたお母さんも、中学生になったら一気に私を男子扱いをし始めた。
小学校までは着ているブラウスやスカートが小さくなったら新しい物を買ってきてくれたけど、今買ってくるのは男の子の服ばかり。
ということは今ある女の子の服が小さくなって着れなくなったら、もう私は完全に男の子として行きていかなければならないってこと。

それにお母さんは中学生になったら急に私のことを本名のヨシヒサって呼ぶようになったし、女の子みたいな仕草をすると注意する。
今までは男っぽい仕草をしたら、怒ってたのに。
何だか悲しかったけれど、夢を見るのは小学校でおしまい。中学は現実と向き合わなきゃ。
こう割り切って、私は中学生になった。

中学に入学したての頃は、何かと忙しい。
それに今まで女の子してたから、男の子の友達なんて一人もいないし、作り方もわからない。
だから私は中学生になったらまた一人ぼっちに逆戻りし、寂しかった。

はぁ、つい先月までは女友達とワイワイ楽しく遊んでいたのに。
中学生になっても私は親友の彼女達と遊ぼうと思ったけど、私一人学生服じゃ意味がないので、土日に彼女達と遊ぼうと思った。
土日なら女の子に変身できるし。

でも彼女達は部活やら何やらで忙しく、なかなか予定が合わない。
そしてやっとの思いで予定が合い、ゴールデンウィークに遊べることになった。
私は久しぶりに女の子に戻って彼女達と遊んだが、ホントに楽しい。
もっとこの時間が続けば良いのに・・・

本当の女の子だったらずっとこのままいれるのに、なぜ私は男の子なの?
そんな思いが頭の中をかけ巡る。
羨望の眼差しを彼女達に向けていると、私はあることに気が付いた。
それは二人共、ブラをしている!

一人の子は小学生の頃から発育が良かったので、ブラをしていた。
でももう一人の子は、まだだったはずだ。
しかしそんな彼女も中学生になった今は、しっかりとブラをしている。
胸は急に大きくなる訳ないから、本当はまだ必要がないのだろう。

しかし中学生になったので、身だしなみとしてブラを着け始めたみたい。
今は身だしなみのためでも、そのうちブラに見合った胸になる。
でも私の胸は、永遠に膨らまない。
そう思うと私は泣けてきた。

「どうしたのミク、突然泣いたりして?」
「みんなと遊べるのが嬉しくて・・・」
「ミク可愛い~」
ホントのことが言えずにとっさにごまかしたけれど、私はショックを引きずったまま帰宅した。

帰宅して改めて、今日の出来事を振り返る。
彼女達は、どんどん女になって行く。
それに比べて私は逆に、どんどん男になって行くだろう。

現にクラスの男子の半分はもう声変わりをしているし、体毛も濃くなった。。
もし私がそんな体になったら、もう女の子の服なんか似合わなくなっちゃって、着れなくなる。
そしたら彼女達と永遠に遊べない。
私は絶望した。

それもこれも、こんなものが私にあるからだ。
私はおちんちんの存在を、心から憎んだ。
ハサミを取り出して、その憎きモノを切り取ろうと股間に持って行く。
でもそんなことできるはずもなく、私はただひたすら泣いていた。

ちょうどそんな頃だった、私が男性器を機種変更できると知ったのは。
携帯電話の機種変更のように、おちんちんのサイズを気軽に変更できるらしい。
大きさはレベル1から10までで、数字が大きくなればなるほどサイズも大きくなる。

大人の平均サイズはレベル5〜6くらいだそうで、私から見たらそれでも十分大きく見える。
だからレベル7以上のサイズは、異様に見えた。
特にレベル10なんて、私の腕くらいの大きさがある。
こんな大きくしてどうするんだろう?

逆にレベル3以下は、平均以下の可愛らしいおちんちんみたい。
どれくらい小さいかと言うと、レベル1が赤ちゃんサイズ、レベル2が幼児サイズ、レベル3が小学生サイズとのこと。
私のサイズはレベル3くらいだから、大人から見たら小さいんだね。
まぁちょっと前まで小学生だったから、当たり前か。

このおちんちんの機種変更は、小さいサイズで悩んでいる男性が大きいサイズに変更するのが一般的だが、逆にわざと小さいサイズにする人もいるらしい。
それもレベル3以下に。

私にはその気持ちが、痛いほどわかる。
私もおちんちんなんかいらないので、一番小さいレベル1にしたいし。
そんなことを考えながら見ていたら、レベル1の下にレベル0という極小型のサイズがあることがわかった。

このサイズにすると、おちんちんはクリトリスと同サイズまで小さくなり、あそこできた割れ目の中に埋もれてしまうしまうらしい。
そして睾丸も豆粒大ほどまでに縮み、体内に埋もれてしまうとのこと。
だから見た目は、女の子のあそこと変わらなくなるそうだ。

それを見た瞬間、「コレだ!」私は思った。
私にとっておちんちんが割れ目に隠れるほど小さくなるのも大歓迎だったが、それより睾丸が小さくなって体内に埋め込まれることの方が嬉しい。
なぜなら男性ホルモンが抑制されるから。

注意事項には、こう書いてある。
「睾丸が豆粒大ほどに縮んで体内に格納されると、男性ホルモンの生産ができなくなります。性欲が低下したり、体毛が薄くなる可能性がございますので、ご注意下さい。」

これは普通の男性なら嫌かもしれないが、私にとっては大歓迎。
女の子と同じような股間になって、しかも男性化が止まるだなんて、毎日男性化に怯えていた私からすると、夢のようだ。

あぁ、今すぐ機種変更したい。
そう思って対象年齢を見てみると、満10歳から可能とのこと。
えーーーもっと早く知っていれば、小学校の時に機種変更したのに。
本当に残念。

もうこれは機種変更するしかないと思って金額を見てみると、現在極小型への機種変更はキャンペーン期間中で、無料と書いてある。。
やったーーーーー!!

しかし良く読むと、確かに対象は10歳以上だが、15歳までは保護者の承諾が必要と書いてあった。
え、親の承諾が必要なの?
お母さんはもう私のことを完全に男の子扱いしているので、おちんちんを極小型に変更したいなんて言っても、承諾なんかしてくれるはずはない。
私は一気に奈落の底へ落とされた気分になった。


官能小説ランキング
Web小説ランキング

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?