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男性器の機種変更6 少年から少女へ ミクの場合 【第10章】制服チェンジ!

翌日になって、私はセーラー服のまま登校する。
学校についたら授業の合間を見て、制服を探す。
どこに隠したんだろう。
でも見つけちゃうともうセーラー服着れなくなるので、見つかって欲しくない。
そんな思いもあって、複雑な気分だ。
結局見つからないまま、一週間が過ぎた。

放課後になって私は相談室に呼ばれ、先生と面談となった。
「一緒に行ってあげるよ!」
親友二人はそう言って、付いて来てくれる。
私達は三人で相談室に入って先生を待っていると、5分ほどで先生が入ってきた。

「あれ、二人は何だ?」
「私達は親友なんで、付き添いです。」
「そうか、まぁいいや。では始めよう。」
「はい。」

「結局制服は見つからなかったんだな?」
「はい。」
「そうか、困ったな。」
先生がそう言うと、一人が発言した。
「先生、見つからないんだったらずっとこのままで良いんじゃないですか?」

「それがそういう訳にも行かないんだ。」
「何で?」
「校則をよく読んだら、セーラー服は女子の制服って書いてあるんだよ。だからこのままセーラー服を着るなら、ヨシヒサを女子として扱わなければいけなくなる。」
「それで良いんじゃないですか?ねーミク!」

「そういう訳には行かないだろ。女子扱いするってことはトイレとか更衣室も女子になるし、体育の授業も女子と一緒だぞ。君達二人は親友だから良いかも知れないけど、他の女子は嫌がるだろ?」
「そんなことないですよ?」

「確かヨシヒサは小学校の時は女の子の格好してたんだよな?それは先生も聞いている。でも今の君達は中学生という思春期だぞ?思春期の女の子の中に、見た目は女子でも男がいるのは流石にまずい。」
「何がまずいんですか?」
「何かあったら困るってことだ。」
「何かなんて絶対ないもんね、ミク!」

「どういうことだ?」
「先生、実はミクってもうおちんちん無いんですよ。だから大丈夫なんです。」
「え、どういうこと?」
そう聞かれて、私は先生に経緯を説明した。

「なるほど、それなら確かに大丈夫だな。でもヨシヒサは女子扱いになっても良いのか?」
「はい、この制服着れるなら構わないです。」
「そうか、じゃあ校長先生と相談してみるわ。」
そう言って先生は、相談室を後にした。

その日はそのまま帰宅して、翌日になった。
そして朝のホームルームの時、先生がこう言った。
「今日はみんなに大事なお知らせがある。みんなも知ってるように、ヨシヒサ君の制服が無くなって、見つかるまで一週間だけセーラー服を着て貰っていた。昨日がその一週間だったけど、結局見つからなかった。
だから昨日ヨシヒサ君と相談した結果を踏まえて校長先生とも相談し、結論としてはヨシヒサ君の制服は、セーラー服のままと言うことになりました。」

そう言うとみんながザワザワし始める。
「はい静かに!登校の校則を読むと女子生徒はセーラー服を着用すると書いてあります。ヨシヒサ君が男子生徒だと校則違反になりますので、今日からヨシヒサ君を女子生徒として扱います。」

次に先生は、
「男子はこのまま、女子だけ多目的室に移動して下さい。」
そう言って先生は女子を連れて、多目的室へ移動した。
私も女子扱いなので、一緒に移動する。

多目的室へ入ると、そこには保健の先生がいた。
そして担任の先生は
「ここから先は男である私から説明するよりも、同じ女性の保険の先生から説明してもらった方が良いので、バトンタッチします。」
そう言って多目的室を後にした。

バトンタッチされた保健の女の先生は、続きを説明する。
「皆さんは同じ小学校出身なので、ヨシヒサ君が小学生の頃ずっと女の子の格好をしていたのは知っていますよね。でもそれは小学校だから良かったけど、思春期真っ只中の中学では困ります。学校も何かあってからでは遅いので色々と検討したんですが、今のヨシヒサ君には男性としての機能が無いことがわかったので、このような結論となりました。」
「男性の機能がないってどういうことですか?」
「ヨシヒサ君、全部言って良い?」
「はい。」

「わかったわ、今のヨシヒサ君には、おちんちんがないの。あそこはみんなと同じなのよ。」
「ほんとーー?じゃあ性転換して女の子になったの?」
「性転換はしてないけど、似たようなものね。」
「じゃあ生理とかあるの?」
「流石にそれはないわ。」
「そうなんだ、でもおちんちんないなら安心ね。私達も男子のミクを見て、すごい違和感あったから、別に構いません。」

「わかりました、じゃあこれで良いですね。最後にミクちゃん、一つ条件があります。卒業まであなたの制服はセーラー服になります。何があっても学生服に戻すことは認めないけど、それでも良い?コロコロ替えると混乱しちゃうから。」
「はい、大丈夫です。」
「これって中学生でいる間はずっと女子扱いになるから。アレを元に戻す機種変更はできないってことだけど、大丈夫?」
「はい、どちらにしてもお金がないんで。」
「わかったわ、決まりね!」
こうして私は女子生徒となった。

帰り道、親友の二人がたくさんお祝いの言葉をくれた。
私は上機嫌で家に帰ると、ハッと我に返る。
お母さんにどう説明しよう?
そう思うと急に気が重くなり、私は部屋に駆け込んだ。

しかし部屋に入ってビックリ。
壁にセーラー服が掛かってたのだ。
念の為タンスの中を開けてみると、昨日まであった男の子の服が全部なくなって、再び女の子の服に入れ替えられている。
私は慌ててリビングへ行き、お母さんに尋ねた。

「お母さん、部屋のセーラー服はどうしたの?」
「今着ているセーラー服は演劇部からの借り物でしょ?流石にそれをずっと着てたら悪いじゃない。本来制服は親が用意するものだし。」
「許してくれるの?」
「うん、いつかこうなるんじゃないかって思って、実はセーラー服も一緒に買ってたのよ。」

「ありがとう、お母さん!」
「男の子の服も全部捨てといたわよ、買ったばかりなのにほんと勿体ない。一度も着なかった服あるんじゃない?」
「まぁね。」
「今度はいつまでOKだって?」
「卒業までだって。トイレも更衣室も授業も、全部女子として扱ってくれるんだって。」
「そうなの?」
「うん。」

「じゃあ一つ約束してほしいの。」
「なに?」
「今卒業まで女子って言ったよね?卒業したあとはどうするの?」
「まだ決めてない。」
「あなたの人生だから男の生活に戻るのか、それとも女の子のまま生活を続けるのか、それはあなたが決めなさい。まだ卒業まで2年以上あるから、焦らずに。」
「うん。」

「あなたには夢があると思うけど、お母さんにもあるのよ。それは孫の顔を見ること。」
「孫の顔・・・」
「調べたら今のあなたの体は、そのままだと子供は作れないみたいね。それだとお母さんの夢は無くなっちゃう。だからいつかは子供を作れるような体にすること。産ませる側・産む側どちらでも良いから。この約束を守れるなら、中学卒業まで女子しても良いわ。」
「うん、わかった。」

「じゃあちょっと来て。」
そう言われて僕は母の部屋に連れて行かれた。
「上を脱いでくれる?」
「何で?」
「いいから早く脱ぎなさい。」
私はセーラー服の上を脱ぎ、インナーだけになった。

「インナーも脱ぐの。」
「裸になっちゃうよ、恥ずかしい。」
「つべこべ言わずに脱ぎなさい!」
母の剣幕に驚き、私は上半身裸になる。
胸なんかないのに何か恥ずかしくて、私は腕で胸を隠していた。

すると母はタンスから何かを取り出して、私に手渡した。
「これは・・・」
「ブラよ。中学生の女の子だったら、もうブラするのが普通なの。更衣室で着替える時にあなただけブラしてなかったら恥ずかしいでしょ?だから念の為にティーンズのブラも買っておいたの。着けてみる?」
「うん!」

私はそう言ってつけようとしたが、慣れていなくてうまくホックが留められない。
四苦八苦していると母が留めてくれた。
「これは毎日着けるものだから、練習して早く一人で着けられるようにしなさい。」
「うんわかった!」
「とりあえず5枚買ってきたから、持ってって。ショーツもお揃いよ。」
「ありがとう、お母さん。」
僕は嬉しくて、ブラのまま部屋に駆け込んだ。

そして壁に掛かっていたセーラー服に袖を通す。
あぁ、これは借り物ではなくて。私専用の制服なんだ。
そう思うと本当に嬉しい。
そしてブラすると女度が上がった気がして、テンションも上がった。
こうして私はマイブラ&制服を手に入れて、学校へ通うようになった。


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