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男性器の機種変更6 少年から少女へ ミクの場合 【第8章】遂に機種変更完了

季節は巡り、7月になった。
もうすぐ一学期も終わり、目前に夏休みが迫り、みんなワクワクしている。
私も同じで、夏休みが待ち遠しかった。
と言うのも夏休みになったらまた、親友の女友達と遊ぶ約束をしており、それを心の支えにして日々の男の子生活を送っていたから。

そしてようやく夏休みになり、久しぶりに三人集まってわいわい遊んだ。
二人を見ると、ずいぶん眩しく見えた。
中学生になって服のセンスも体つきも、大人の女性っぽくなったからかな。

それに比べて私は、未だ女子小学生のような服を着ている。
それも仕方がない、お母さんはもう新しい女の子の服を買ってくれないし。
私も大人っぽいスカート履きたいな。
そんなことを考えていたら、自然と涙が出てきた。

「どうしたのミク?」
そう聞かれた私はまたごまかそうとしたが、ここは正直に打ち明けようと思い、苦しい胸の内を話した。
「そうか、ミクは女の子にみえるけど、やっぱり男の子だから仕方ないよね。」
「・・・」

「私達は親友だから、来年も再来年もずっとミクと遊びたいよ」
「ありがとう。せめておちんちんを極小型に機種変更できれば、今の体型を維持できると思うのに。」
「なにそれ?」

彼女達が知らないのも無理はない。
普通の女の子がそんなこと知ってる訳がないからだ。
私は男性器の機種変更について、一通り説明した。

「そんなことできるのね。だったらミク、すぐに機種変したら?」
「15歳未満は親の承諾が必要なの。こんなことお母さん許すはずないし。」
「それもそうね。」
私達は黙り込んでしまった。

しばらくして、急に一人が叫んだ。
「いいこと思いついた!この夏休みに私達が入っているガールスカウトの中学生で、一週間のキャンプに行くの。一応自然環境を学ぶのが目的だけど、バーベキューしたり時々海水浴もするんだって。楽しいと思わない?一般の女子も参加OKだから、ミクも一緒に行こうよ!」

「それってガールスカウトだから、女子だけで一週間泊まるんでしょ?それに海に入るなら水着にならなきゃならないから、、私は無理だよ、男の子だし。」
「だからこの機種変更するのよ、おちんちんがなければ水着着ても大丈夫だから海にも入れるし、海どころかみんなと一緒にお風呂にも入れるよ。このキャンプは来年で最後って噂だから、私達三人の最後の思い出作りだからとお母さんに頼み込めば、わかってくれるんじゃない?」

「それでわかってくれるかなぁ?」
「何なら私達が頼んでみようか?」
「いいの?」
「うん、親友の頼みだから、ひと肌脱ぐわ!」
こうして遊んだ帰りに、二人は私の家にやってきた。

「あら二人共久しぶりね。まぁ上がって!」
「おばさんこんにちは、お邪魔します。」
小学生の頃はよく私の家に遊びに来ていたが、中学生になってからは初めてかな。
これも私が男の子に戻っちゃったから。

私達は久しぶりに、女子トークを楽しんだ。
そして遂に本題に入る。
「今日はおばさんにお願いがあって来たの。」
「なに?」

「再来週に私達二人が入っているガールスカウトで、一週間キャンプに行くの。キャンプでは女の子同士が協力していろんなことを体験するのね。めっちゃ楽しそうなので、ミクちゃんも一緒にどうかなって思って。」
「ガールスカウトのキャンプってことは、ヨシヒサも女の子として参加するってことよね?ミカちゃんとミキちゃんはヨシヒサのこと知っているから大丈夫かもしれないけど、他の女の子は嫌がるんじゃない?」

「大丈夫、女の子にしか見えないから。」
「お風呂とか入れないよね。」
「ミクのあそこを女の子のようにすれば、大丈夫ですよ。」
「何それ?」
お母さんがそう聞くと、私達三人はおちんちんの機種変更の説明をした。

「そう言えば、前に何かでみたわ。」
「おばさんいいでしょ?このキャンプは今年で最後みたいだから、三人の最後の思い出にしたいの!私達親友だし。」
親友と言われて、私は本当に嬉しかった。
ふとお母さんを見ると、険しかった表情が和らいでいる。

「ありがとう、ミクは二人の親友なんだね。ミク、良い友達を持ったわね。わかったから行ってらっしゃい!」
「じゃあ機種変更していいの?」
「もちろんよ。でも二学期までには元に戻すのよ。」
「わかったよ、お母さんありがとう!」
こうしてお母さんの承諾を得られた私は早速申込み、善は急げとばかりに翌日には、念願の極小型おちんちんに機種変更を行った。

無事機種変更が終わって帰宅すると、私はショーツを脱いで股間を覗き込む。
そこにはもう見慣れたモノはなく、本当に女の子のような感じだった。
機能的には男のままだけど、見た目上だけでもおちんちんが消えたのは、私にとってとても喜ばしいこと。

今まではもっこりしないように色々と工夫していたけれど、もうそんな心配はない。
気兼ねなくミニスカートが履けるし、キャンプではワンピースの水着も着れる。
もちろん胸はないけれど、中学1年ならまだ胸のない女の子も珍しくはない。
こうして私は彼女達2人とキャンプへ行き、海水浴も含めて思いっきり女の子を楽しんだ。
もちろんお風呂もみんなと一緒に入れたし、本当に女の子になれた気がして、心の底から笑うことができた。

そんな楽しかったキャンプはあっと言う間に終わり、私は帰宅した。
帰宅してからも私は夏休み中女の子を楽しんだのだが、そんな楽しい夏休みもあと数日で終わりを迎える。
そして二学期が近づいて来たので、おちんちんを元にのサイズに戻さなければならない。

せっかく女の子のような股間になれたのに、本当に残念。
ずっとこのままが良いなぁ。
もともとトイレは座ってしてるから、おちんちん無くても全然困らないし。
でも仕方がない、お母さんとの約束だから。
私は嫌々ながら、元に戻しに向かった。

しかしここで思いがけないことが起きる。
元に戻すのに、50万円かかると言うのだ。
良く良く聞くと、本来男性器の機種変更は50万かかるとのこと。
しかし極小型だけは不人気なので、キャンペーンで無料にしたらしい。

元に戻すのに50万だなんて、中学生の私にそんな大金がある訳ない。
私は一旦帰宅して、お母さんに相談をした。
それを聞いた母は、こう言った。
「50万?そんなお金ある訳ないじゃない!そのお金はあなたがアルバイトして貯めなさい。」

え、と言うことは、50万貯めるまでこのままってこと?
やったーー、めっちゃ嬉しい!
これで夏休みが終わっても、親友二人と遊べるし。
災い転じて福となす。
こうして私は極小型おちんちんのまま、夏休みを終えた。


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