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目に見えない障害とヘルプマークと。

「私は障害者なんだ」

黒いお気に入りのバッグに付けたヘルプマークを見る度にそう思う。


勇気を出して、ヘルプマークとほぼ一緒に出かけているのに、声を掛けられたことは1度もない。


なんだか急に恥ずかしくなって隠してしまうこともある。




このnoteを勇気を出して書いてから。


何か変わると思った。ヘルプマークを付けていれば何か起きると思った。


でも、何も変わらない。今でも私は障害者であるのか違うのか分からない。


たまに死にたくなる、厄介な病状があるのは確かだ。


HSPみたいに、ただの体質ではなくて、本当に薬を飲まなければ呆気なく死んでしまう病気。


でも、薬が効いているから生きているのかすらも分からない。


定期的に2人のお医者様に診てもらっているが、「淡々と生きましょう」「よく頑張ってますよ」とだけ言われ、5分もかからず診察終了。薬が減る希望もない。


ずっとこれが続くのか。無理したらすぐ鬱になり、薬で誤魔化して仕事する。そんな人生をずっと続けないといけないのか。

本当に失礼なことを書くけれど、


「目に見える障害だったら良かったのに」


と、何回も何回も思った。


自殺率が1番高い病気。私は、病気が患者を殺してるんじゃなくて社会が患者を殺しているのだと思っている。


私は発病してまだ2年。それでも辛すぎて何度も死にたくなった。

この先のことを考えると真っ暗闇だし、生きているだけで迷惑をかける。


目に見えないから、みんなわたしのこと「元気そう」だと思って話しかけてくる。


それに、耐えられないから、みんな消えていく。


私の病気を知って、泣いてくれた人がいた。

この人ならって思った。

でも、無理だった。

自分のことをコントロールするのも難しいのに、誰かを幸せにすることは出来ないと思った。


調子の良い時だけは凄くハッピーで。でもそれも病状で。


本当の自分が分からない。


誤解ばかりの人間関係。みんな私の周りから消えていく。

ただの厄介者。

社会に出たらもっと冷たいのだろうな。


私はこうやって「書くこと」で抗ってきた。


誰か1人でもいいから刺さる言葉を紡ぎたい。


同じ苦しさをわかる人に届けたい。


この辛さから目を背けずにずっと向き合ってきた。


だからこそ、困っている人をすぐに見つけられるし、助ける勇気も、助けられる勇気も知っている。


私は障害者になる前より強くなった。

社会が変わらなくても。


私は私だ。





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