妊娠出産体験談

私の妊娠が発覚したのは2019年11月22日、良い夫婦の日でした。まだコロナウイルスが世間に知れ渡っていない頃のことでした。


私が当時職場で有機溶剤を扱っていたため、職場の方々にすぐに妊娠を報告しました。あっさり祝福してくれました。

妊娠初期の頃はお腹が張りやすかったため、立ち仕事が少なくなるように配慮していただきました。

私はつわりがほとんどなかったので、特にそれ以上の配慮をお願いすることはなかったです。


体調が良くなった妊娠中期は立ち仕事をしても問題が無いくらい、調子が良かったです。それが後に切迫早産につながるとも知らずに...

突然の切迫早産、休職

妊娠30週頃の妊婦健診で突然告げられたのが、「子宮頸管が短くなっている」ということでした。当時はよくわからなくてまさか自分が働けなくなるなんて思いもしませんでした。

しかし、その後の医師の説明によると、「切迫早産で仕事を休業してください。」と言われました。

毎日ミラクリッドタンポンを入れる治療が始まったが、症状は良くならず、ついに妊娠32週で入院するように言われてしまいました。長い切迫早産治療が始まりました。

入院後はウテメリンを24時間持続点滴をして子宮頸管を保つ治療が始まりました。その治療は1ヶ月程続きました。点滴のし過ぎで腕が腫れ、シャワーが数日に1回しか使用できず、コロナで面会出来なく、辛くてさみしい日々でした。

そして1ヶ月後になり、無事に退院出来ました。

しかし、退院して2日後に破水してしまい、再入院になりました。37週3日のことです。

羊水混濁になっていました。再入院の時の私は足が象のように浮腫んでいて、妊娠前より14kgも太っていました。

陣痛が始まって分娩台に上がって数時間後に胎児の心拍が低下し、医師が緊急帝王切開をすることになりました。

医師の素早い判断のおかげで、37週4日に3034gの元気な娘を産むことができました。

妊娠出産を終えて

私は身長が144cmしかなく、小柄で、実際お腹が大きくなるにつれて苦しくなっていましたが、無事に母子共に健康な状態で産まれて来てくれてこの上ない感動を味わうことができました。

コロナ禍の長い入院生活は辛いこともあり、切迫早産になるまで仕事を続けるのも大変だと感じたこともあったけど、苦労をした上での感動は忘れることが出来ない思い出になりました。


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