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月はいつだってそこにある

月はいつだってそこにある。
太陽の光を反射する、満月の日。
月はいつもの2倍の大きさがあるかのように光り輝く。
太陽が照らさないとき、月のその面は見えない。
でもいつだってそこにある。見えないだけで。


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私は幅広い人と、深い話をすることが好きだ。
中高生や大学生と進路の話もアイドルの話もするし、同年代とは仕事や家庭の話をするし、40代の方には挑戦していることを聞くし、50〜60代の方にはハマっていることを聞く。
それぞれの話で得た材料を自分の中でぐつぐつと煮込んで、その気づきをエッセンスに抽出し、また別のコミュニティに蒔く。

久しぶりの知り合いと話すとき、驚くことがある。
自分がその人に抱いていたイメージと、全然違うイメージがその人の言葉から立ち現れるのだ。
あなたが話しているあなたは、いったいどこからきたのだろう。

いつも色々な人に囲まれていた人が、友達が少ないと感じていたり。
人の話をよく聞く人が、コミュ障だと言っていたり。
がんばっている人が、がんばれないと思っていたり。

人はただそこにいる。
それぞれ何かを持っている。そして何かを持っていない。
そのユニークな組み合わせで世界を見て、世界を回している。
持っていないところに光を当てれば、いつまでも足りない。
いつまでもできるようにならない。いつまでも愛せない。

でもただいるその人に、持っているという光を当てれば。
自分は自分。相手は相手。そうやって違いを面白がれる。
ちょっとくらい失敗したって死なないと思える。
自分が持っていないものと他人が持っているものでつながることができる。
自分のレンズを通して、自分が見たい世界を創っていける。


その人が満ち足りていることに光を当てられるような、太陽でありたい。


一度気づくと、よく見える。


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このnoteはコーチングスクールTHE COACHの仲間と綴る、2023年冬のアドベントカレンダーです。
私のキーワードは「太陽と月」。
自分がなぜライフコーチになったのか、そのことを思い出すことができるようなキーワードのプレゼント、ありがとうございます。
2022年夏2022年冬2023年夏といつも企画してくださるまーさんりみさんもありがとうございます。
2024年も色々な年代やバックグランド、想いを持った方と深いお話ができると嬉しいです。



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