外国人から聞いた忘れられない言葉②
第1話スペイン人の話は若干気恥ずかしく読み返すこともできませんがスキをくださった方々ありがとうございました。
今回は軽ーくアメリカ人の話です。
《出会い》
彼とはスーパーで知り合いました。
いわゆるナンパです、私も若かったもんで(苦笑)
もう軽いですね。
普通に◯◯エー系のスーパーで夕方、食料品の買い物をしていたところに声をかけてきました。(日本語で)
この辺に住んでる?
今度お茶でも飲まない?
みたいな感じで。
アメリカ人って割とスーパーで声かけたりするみたいですね(とあるネット情報より)
それはともかく、ちょうどその頃英語の勉強を始めようかと思い始めていたところだったので渡に舟!とばかりに彼と近くのファミレスに行ったのでありました。。
《彼のプロフィール》
アメリカ人
オレゴン州出身
ALTで来ている(日本の中学校で英語の先生してました)
30代前半
そのスーパーには友達に会いに来たついでに寄っただけで、関東に住んでいる。(転勤になったとのこと)
ざっくりしすぎだけどこんな感じ
《本題に入る》
ということで、彼の見た目がタイプだとかそんなことはどうでも良くって(決して悪いわけでもなく、日本人が思い浮かべるアメリカ人男性そのものって感じの人)
アメリカ人=英語話せるし、その上当時私はアメリカに行ったこともなければ外国人と話したのなんて田舎の中学での英語の授業以来なかったので、何だか外国人とファミレス行くとかすごい!私も英語話せるって見られちゃうかも〜(実際誰も見てない・・)みたいな気分でうきうきで行ったのを覚えてます。
彼の方は割と日本語が話せたので、9割9分日本語での会話だったのですが何しろ私は緊張してガチガチになってしまって何も食べられる気がしなかったので、時間的には晩ご飯タイムだったのにも関わらず可愛くプリンなど頼んでコーヒーを啜っておりました。
会話の内容はというと、彼のおじさんはお金持ちで家の敷地の中に湖があるとか(池でもすごいのに湖!)選挙カーがうるさい時、アメリカの住民は普通に卵を投げるんだよとか、アメリカ違うわ〜スケール大きいわ〜?みたいな面白い話をしてくれて、日本人からは聞けない話を聞けた事に大満足でした。
そして、中でも心に残ったのが、愛国心溢れる
「アメリカは努力すれば認められる国だから」
という言葉。
日本では、努力は報われるとか誰かがきっと見ていてくれるみたいな漠然とした感じで、ニュアンスとしてはその人個人に因ると言うイメージで、こんな風に国単位で表すような言い方を聞いたことがなかったから、彼の自分の国への厚い信頼をひしひしと感じて、
なんかいいなあ〜(軽・・)
って思ったのでした。
他には、話の流れで私が
「あなたはいい人なの?」
と聞いた時、彼の答えが
「それは神様が決めることだから」
だったこと。
これも、アメリカ人と言うよりは神様を信じる部類の宗教を信仰している人なら違和感がないのかも知れないけど、私にはない考え方だったのですごく新鮮に感じました。
こういうところがあるから、外国人と話すのは楽しい
日本人には無い視点でアドバイスをもらえたりしそうですよね。
と言うことで、外国人からのアドバイスの話は次回のカナダ人編で(ちょっとひっぱってみるね)
そして、英語の勉強にもなりましたよ。
彼は私が勉強したいと言ったのでいくつかのフレーズを教えてくれました。
”I'm chilling" まったり中
”Don't make a scene" 騒ぎたてないように(今は映画などのシーンを作る場面では無いということから来てるらしい)
など
直接聞くと案外忘れないものですね。
《その後》
彼は関東に帰って行きまして、遊びに来たら?と言ってくれたものの結局行かずいつの間にか連絡も途絶えてしまったけど、数年前にfacebookで発見
なんとハワイで日本人の奥さんと、観光客向けのショップをオープンしていました!
ハワイでお店出しちゃうなんてすごいですよね。
努力が報われて良かったな〜って思います。
コロナで今はちょっと大変みたいだけど、陰ながら応援しています。
彼がハワイの海でボートに乗って笑っている写真を見ていると、あの夏の日にファミレスで一緒に笑った時間が嘘みたいに思えてきます。
私もいつか別の場所に行けるように頑張ろう、明日から