SixTONES結成日の命式(十大主星)

SixTONES結成日に寄せて、結成日の算命学の命式を見てみたら、びっくりした、ってお話。
第3回めです。

第1回

第2回

第3回めは陽占。
実は陰占を読む方が好きなので、陽占を上手く説明できるかわからないのですが…
頑張ります!

・陽占とは

中国の干支暦で生年月日を表した陰占を基に算出した9つの星を9マスの表に配置したものです。
陽占ではその人の表面に現れる性格や年代ごとの運勢がわかります。
陰占が無意識のもの(元から備わっているもの)とすれば陽占は本人も意識しているもの。
陰占が潜在意識としたら、陽占は顕在意識。

自分の中の陽占の行動、思考は陰占の本質が起因となっているのかな、と私は理解しています。

SixTONES結成日の陽占の表(人体図といいます)はコレ。

漢字いっぱい…
色が付いている部分は十大主星と言って、その人の性格や感情が示されています。

基本的には
・中心の部分…主となる性格
・上の部分…目上の人や親に関わる時の性格
・下の部分…目下の人や子どもに関わるときの性格
・向かって右側…社会にいるときの性格
・向かって左側…家庭にいるときの性格
と言われています。
十大主星にもそれぞれ陰陽、五行があります。
まずは主となる性格の中心星について。

・調舒星(ちょうじょ)

火性の陰の星です。伝達本能の星。
芸術の星。
理想を求めてストイックに努力を続ける。
内面に理想と現実のギャップへの葛藤を抱える。
その葛藤をクリエイティブに芸術的に昇華させることができる。
中心の位置にこの星があると強い感受性と個性を持ち、葛藤と共に自身が成長していく。
SixTONESのメンバーってみんな繊細で個性的ですもんね。
でもそれすら芸術に昇華する力、成長の糧にしていく強さがあるんじゃないかな。
だからこそストの歌って胸に沁みるんだって思います。
陰占では日干の丁がマイナスの火性。
その性質がまんま、性格に表れている感じですかね?

そして全体を見ると、横線の部分が赤いです。
横線の部分で家庭や社会などその人の現実での立ち振る舞いや、社会や家庭から見るその人が見えてきます。
調舒星が鳳閣星で挟まれているので、外側からは調舒星の特徴より、鳳閣星の特徴が強く見られます。

・鳳閣星(ほうかく)

火性の陽の性質。伝達本能の星。
子どもの星とも言われ、無邪気でおおらか、のんびりしている。
鳳閣星の伝達本能は見たままを直接伝えること。
マスコミに向いている。
楽しいことが好きで、お喋りすること、食べること、遊ぶことに長けている。
左手(向かって右)にこの星がある時はどんな大きな仕事をしている時でもそこに楽しみを見つけ、おちゃらけていると大人に叱られることも。
ただ、楽しみながらもしっかり仕事は最後までこなします。
右手の部分にこの星がある時は、明るく楽しい家庭を作る、と言われています。
鳳閣星ってまんま陽キャって感じしません?
まさしく、よく言われるストのイメージ。
しかし、ただの陽キャではなく、主となる性格にしっかり調舒星の繊細な細やかな性質が根付いているんです。
ファンが思う、愛おしいSixTONES、そのまんまだな、って感じました。

視点を縦のラインに移します。
龍高星が真上の位置にあります。
この龍高星、海外と縁がある星なんです。

・龍高星

水性の陽の星です。習得本能の星。
机上の勉強ではなく、自らが新しい未知の領域に足を踏み込んで習得していく冒険の星。
困難にぶつかっても持ち前の忍耐と努力で前へと進んでいく。
目上の位置にこの星がくると生まれた環境にとらわれず、グローバルに世界に羽ばたいていける(!)
ただ、目上の人の援助や理解は得難い。
調舒星も努力の星のようですが、この龍高星も努力の星…
もう、どれだけ努力してくれるんだよ!

龍高星の水性が調舒星の火性を剋すことになるので、葛藤が生まれます。龍高星×鳳閣星だと水火の激突の組み合わせになるそうです。命式に鳳閣星が2つあるので、影響は少なからずあると思いますが、縦線に入ってるのは調舒星なので衝突は鳳閣星に比べれば、比較的小さいです。
水火の衝突は葛藤を生みますが、その葛藤は芸術性を引き出すようで、芸術家にはこの組み合わせの星を持っている方が多いみたい。
調舒星の繊細さを龍高星の知りたい、やりたい欲が上回ると良い方向に向かうそうです。

6人が羽ばたきたいと思い、活動していてくれれば、クリエイティブな欲求を抱えながら、世界に羽ばたいていけるんじゃないか、ってこの命式を観て思いました。
でも成功には痛みが必要なんですね…
私はワリと過保護なファンなので、6人が幸せでただニコニコしてくれていれば、嬉しいのですが、でもやっぱり成功して欲しい、とも思います。
これがファンの葛藤。

最後に目下の位置。司禄星。

・司禄星(しろく)

土性の陰の星です。引力本能の星。
家庭的な蓄財の星。真面目にコツコツと積み重ねていくひたむきな姿が周りから信頼を得ていく。
人生経験を積む程に右肩上がりに成功していく。
真下(腹)の部分にこの星を持っていると、常識人で几帳面、身近な人に思う存分愛情を注ぐ。
情に流されやすいが、誰よりも誠実で信用できる。

ストの柔らかい部分が出ていますね。
それが目下に対しての場所に出てくるのが本当にストらしい。
地味だけど確実に周りの信頼を得ていく星なんです。
陽キャに見えるけど、安定感、落ち着いた雰囲気があるのはきっとこの星があるからですね。
龍高星の激しさも調舒星の繊細さも司禄星があると抑えられるそうです。
幾分生きやすくなるみたい。
(龍高星と調舒星は三大奇星と言われるものの2つ。あと1個は車騎星)

でも激しさが抑えられるということは、羽ばたきたい欲求や芸術的な衝動も抑えられるのかなぁ。
本人たちが進みたい道を意識していくと、よりそちらに向かっていく気がします。
コツコツ歩みたいのか、痛みは伴うけど大きく羽ばたきたいのか。働かせたい星を意識するとそちらがより回っていくのかな。
どちらも持っている、っていうことだから。

ここまでが十大主星。
次は陽占の十二大従星を観て行きたいと思います。
なんか渋めの星だった気がする…









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