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実験の相棒『PBS』 #00062

 緩衝液シリーズ二回目はPBS!生命科学系の実験では必須アイテム✨相棒ですね!あまりにも身近にありすぎてついついその大切さを忘れがちですが、PBSは歴史も長いし奥も深い。一概にPBSといっても、そのレシピは様々。普段自分が使っているPBSを今一度見直してみては如何でしょうか?(中富)

04:03 PBSってなに?
02:46 PBSの組成!
04:20 PBSの緩衝作用→酸がきても塩基がきても大丈夫💪
06:12 PBSの用途 どんな時に使うの?


補足・訂正

 PBSはpH=5.8~8.0の範囲で最も緩衝作用を示します(25℃の場合)。これは有効緩衝域といって、緩衝液毎にその範囲は異なります。自分が行う実験で最適なpHに有効緩衝域を持つ緩衝液を選択するのが基本です。PBSの他にも沢山の緩衝液があるので、今後の動画で説明していこうと思います。

動画クイズの答え

 動画エンディングの答えは、『リン酸イオン』です!生体内での緩衝作用の主体は重炭酸イオンですが、実験では、安価に作成できて安定しているリン酸緩衝系を利用しています。

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