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九歯大学生さんからの講義グラレコ紹介:興奮性膜②2021

 今回活動電位発現の立役者として活躍してきた生き物“ヤリイカ“が紹介されました。実は自然界に強力な電気を産生する生物は数百種が存在します!アマゾン川流域に住む「電気ウナギ」は、最大約800ボルトの電気を数秒間に産生することができ、相手をしびれさせて捕食します。1個の乾電池が1.5ボルトで、約500個分乾電池の電圧量を一気に発電するのはすごいことでしょう。電気ウナギ以外にも電気ナマズ(約400ボルト)、シビレエイ(約80ボルト)など電気を起こす魚も存在して、これらをまとめて「電気魚(でんきうお)」と呼んでいます。

 早速、「興奮性膜②」の講義で歯学科の学生さんに書いてもらった講義グラレコを紹介します。(徐嘉鍵)

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用語の定義をよくまとめていて、講義の全体像をつかめることができます。

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 本講義の要点を図で最大限に活用していて、簡潔な言葉でまとめてまさに集大成の作品と感じています。😀

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 ニューロンを忠実に再現していて、全か無かの法則もうまく説明しています。素晴らしい‼👏

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 活動電位の発見についてホジキン、ハクスレー先生が登場!パッチクランプ法の開発にもネヤー、サックマン先生も登場!ネヤー先生の似顔絵がすごい!ガラス微小電極からナトリウムイオンチャネルまで立体構造を示していて、イメージしやすい!😍

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 講義の中身を最小限な文字でまとめていて、自分が理解した内容を図でうまく編集しています。素晴らしい表現力‼

 今回の内容も物理的な知識が多くて、難しかったと思いますが、皆さんの高いレベルのグラレコにびっくりしました。細胞生物学Ⅰは2コマしかありませんが、生理機能Ⅰはまた8コマがあります。皆様からの素晴らしいグラレコ作品を待ちます‼😃

2020年の講義グラレコ優秀作品


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