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社内取材⑤ご供養コンシェルジュの1日に密着してきました

ご供養業界「偲ぶことの真ん中と向き合う」会社
株式会社まなか広報室・壱号のお独り広報室赤裸々日記。
以前ご紹介した「ご供養コンシェルジュ」のある1日を社内報向けに取材してきたので、まなかの墓苑の様子と合わせてご紹介~!

ご供養コンシェルジュの朝は清々しい

「川口草加霊園はじまりの杜」があるお寺「持宝院」山門の景色

今回ご紹介するのは「川口草加霊園はじまりの杜」という埼玉県川口市にあるまなかのお墓のあるところ。
埼玉高速鉄道「戸塚安行」駅からのんびり歩いて10分ほど。
エリア的には自動車移動の方が多いでしょうか、首都高速や外環自動車道の出口「安行」「新井宿」「川口東」「草加」それぞれから5分以内の立地です。山門前駐車場もあり、来苑しやすい環境が好評です。
はじまりの杜には、持宝院さんの檀家さん専用墓地のエリアと、まなかの墓苑のエリアがあります。
まなかの墓苑エリアも、石のお墓が並ぶエリア、樹木葬エリアと2種類あります。

はじまりの杜苑内MAP

am9:00には見学やお問合せのお客様をお迎えできるように、8:30過ぎにはご供養コンシェルジュのお仕事が始まります。朝到着したら本堂に合掌ご挨拶をして……MAPの緑囲いした「一般墓エリア」と「樹木葬エリア」を巡回。夜のうちに風でゴミが舞い込んできていないか、備品や設備が破損したりしていないか、チェック。
※はじまりの杜は寺院境内です。現地事務所の営業時間外でもお参りは自由にいつでもしていただくことができます。

MAP内青囲みした右下「法要・休憩室」とある場所が、ご法要などない日の現地事務所となる建物です。全面窓の建物で、明るい日差しが射しこむ素敵な空間。こちらの一角をお客様対応用に準備して、ご予約の来苑をお待ちしています。

白くシンプルな内装で、宗教宗派不問の葬儀・お別れ式会場にもなります

相談対応やご案内説明、お申込み手続きをしていただく用に、普段こんな感じです↓

この日は室内の手前側に案内机ゾーンができていました

事務所の準備ができたら、建物周辺から墓苑の清掃。特にはじまりの杜は自然に溢れて、緑豊かな環境が魅力の墓苑。苑内だけでなく、周辺を取り囲む竹林や雑木林のおかげで四季折々の変化が楽しめます。
11月上旬の取材時期は、ちょうど紅葉しだした木もあり、ヤマボウシの赤い実が鮮やかな頃合いでした。
その分、落ち葉の季節は箒でこまめに掃除をすることが大事!

近年人気の樹木葬。その名の通り、自然の樹がシンボルとなります。

売る以上に大事な役割は、一緒に考えるコト

はじまりの杜の樹木葬エリアは、区画ごとにシンボルツリーがあり、納骨棚に個別のお骨壺をお納めしています。
正面には菩提樹がシンボルツリーとなっている「合祀墓」もあります。

※合祀墓=最終的に、お骨壺からお骨を出して「自然に還る」ために全員一緒に埋葬する形式。性質上、合祀後は改めてお骨を取り出すことは叶いませんので、最期の眠る場所となります。

一般墓エリアも巡回清掃しますが、やはり樹木葬エリアが一番落ち葉や枯れたお供え花の回収などメンテナンスをこまめにする必要があるところ。納骨棚も自然につく汚れが定着してしまわないように、毎日全部水拭きをしています。
いつお参りにお越しいただいても、気持ちの良い環境であること。専門の造園師さんの定期的なお手入れや、清掃業者さんの力も借りながら、なによりもやはり日々の清掃管理が一番大事。
見学予約が詰まっている時も、朝晩の巡回管理が欠かせません。

予約制でのご案内とさせていただいておりますが、当日のお問合せをいただくことも多く、予約重複が発生しない場合はできる限り対応させていただきます。
はじまりの杜のお墓の説明以上に「お客様がお探しのお墓の希望」を詳しくお伺いするのがご供養コンシェルジュの1番のお仕事。

「お墓の種類」はいろいろあり、持っているイメージも皆様それぞれ違うことが多いです

ご供養コンシェルジュの大事なところは、こういう前提説明を手抜きしないこと。「樹木葬を探しています」と一言でおっしゃられても、まなかの施設の樹木葬と、お客様の探している樹木葬のタイプが異なる可能性も大きいです。
また、「石のお墓は●●●だ」という先入観で、選択肢から除外されているお客様もいらっしゃいますが、石のお墓自体のデメリットなのか、管理の仕組みのデメリットなのか、整理してみると「まなかの石のお墓は選択肢に入る」というケースが実は多いです。

よくお伺いする「石のお墓のデメリット」の一例

セールストークで時間がかかるというより、ご供養コンシェルジュは「コンシェルジュ」するためのヒアリングで予約制の対応。60~90分ほどの枠でご対応させていただいてます。

合祀墓を護る、ご供養の役割も担います

この日は、「土に還る」樹木葬の、粉骨と呼ばれるお骨をパウダー状にする専門業者さんがお骨の引き取りと、お納めできる状態になったお骨をお届けにきてくださいました。
粉骨されたお骨は、ご供養コンシェルジュが責任を持って、合祀墓へ皆様を埋葬させていただきます。菩提樹の足元の合祀墓カロート(お骨を収める場所の呼び名です)へお納めして、お線香を手向けて合掌。
後継者がご不在の場合も、はじまりの杜経営主体の持宝院ご住職が永代供養してくださるのが合祀墓です。
日々のお掃除管理は、ご供養コンシェルジュが行い、合祀墓にも多くの方がお花を手向けに参拝くださるのがはじまりの杜。

石のお墓(一般墓エリア)でも、お供えの飲食物やお花の回収もご供養コンシェルジュがこまめに行い、共有通路や周辺の清掃は徹底しているので
「お参りに来たら1年前のお花が花立で枯れていて、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった」
「お供えした飲み物の缶で、お墓に錆汚れがついてしまった」
といった、久しぶりにお参りに来たらショック!なことは極力起きないように目を配らせていただいてます。

時刻以上に日没時間で作業が変わる自然環境の墓苑です

お客様の見学来苑も落ち着き、日が暮れてきたら外のお仕事を優先的に行います。見えるうちに墓苑巡回をして、美観維持に努め、受付終了時間には事務所の案内版やのぼりを「終了」モードへ。
事務所でお客様のヒアリングシートをまとめたり、事務作業に没頭。11月となると17時にはすっかりとっぷり暗くなるはじまりの杜。終業時間いっぱいまで、年忌法要の近いお客様の準備をご供養コンシェルジュが代わりに行ったりもします。

18時前にはすっかり夜!冬は暗くなるのが早いです。

壱号もこの日は、受付前準備やお掃除、合祀埋葬のアシスタント、見学のお客様対応中の本社とのやり取りなどをお手伝いさせてもらいました。
安行は「植木の里」というだけあり、周辺も造園業者さんの庭木が育てられている場所がたくさんあって、駅からの10分ほどの道のりも気持ちよかったです!
自然豊かだからこそ、清掃管理が大変な面もあることも実感しました。お客様にお墓を持っていただいて、売っておしまい、ではなく、ご供養コンシェルジュはお墓を日々お守りしています。
お参りにいらしたお客様が、「また来るね」とお帰りになられる姿や、綺麗なお花が絶え間なく供えられている光景はご供養コンシェルジュも、嬉しいもの。買っていただいておしまい、でない、見守り続けるやりがいがあるのが単なる営業職と違うご供養コンシェルジュお仕事です。

まなかはこれからも新しいご供養の受け皿となる場所、そこでお客様と大切な故人をつなぐご供養コンシェルジュを募集しています。
最新の応募枠の有無や詳細については採用情報ページ確認の上、お気軽にお問合せください!


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