電通は230人を個人事業主化 シニア社員の生きる道


電通は21年1月から中高年正社員の一部を業務委託契約に切り替え、「個人事業主」として働いてもらう制度を始めた。電通は、20年11月に事業を支援する100%出資の子会社、ニューホライズンコレクティブを設立。ニューホライズンが元社員らと10年間の業務委託契約を結び、平均で社員時代の年収の50~60%相当の報酬になる仕事を確保されるという。

●ポイント

・個人事業主となった人は、自分で仕事をとってきてニューホライズンが受託したり、もちろんニューホライズン関係なくカフェを開業したりもできる。

・転身しやすくするということで、体のいいリストラとの声も上がっている。

●感想・考察

・大企業がこのような取り組みを始めたことによって、より「個」の時代になってきたのだなと感じた。

・最近、山口周氏の「悪の陳腐さ」に関する記事を読んだが、このような取り組みをする企業が増えることによって、企業のシステムを批判的に見ることのできる人が増え、「陳腐な悪」に陥る人が減るのではないだろうか。
https://toyokeizai.net/articles/-/231743


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