トヨタや日産、英に関税分補償要求 EU交渉決裂なら

▼本日の記事

・トヨタや日産などの自動車大手がイギリス政府に対しEUとFTA(自由貿易協定)を結べなかったときに発生する関税コストの補償を求めている。

・交渉が決裂すればイギリスからEUに輸出する乗用車に新たに10%の関税がかけられ事業継続が難しくなる。

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▼考察・感想

*そもそもなぜイギリスはEUを離脱したんだっけ?
・移民問題
EUの中では人の移動が自由にできる。アジアなどEU外から来る移民には制限がかけられるが、EU内ではかけられない。ただ、移民が多いことで法律的な問題があるとかではなく、肌感覚的に移民多すぎだな、なんか嫌だなという感じらしい。

・貿易
イギリスは自分たちで好きに貿易がしたかった。イギリス独自の得意な産業・守りたい産業がある。しかし、EUに所属していると貿易交渉の際に28か国全員と意見を調整する必要がある。

*そもそもEUとは?
・第二次世界大戦のような争いを、もう起こさないようにしようという思いから生まれた。利益をみんなで共有するため。
しかし、イギリスは戦勝国であり、争いを起こさないようにするためという理念への共感というよりかは経済的な理由でEUに加盟した。

・感想
イギリスで日本の自動車企業が撤退すれば、雇用も失われるなど、自分の知らないところで被害が出そうなことが分かった。
イギリスとEUとの関係が日本に及ぼす影響は考えたことがあまりなかったが、日本の経済にも影響を及ぼしそうなことがわかった。

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