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人生はロマン。自分は不幸だと悩むのではなく、試練を与えられた物語の主人公だと思えば、人生をエンジョイできる。(美輪 明宏)

ロマンティックな人生を送ってみないか?!と言われたら、皆さんは、どう応えるだろうか。ロマンティック。語感的には、とても良い言葉だ。しかし、人生におけるロマンティックというのは、どういうことだろう。簡単には想像できない。

例えば、数々の女性とのロマンスに満ちた人生がロマンティックな人生だとすれば、どうだろう。男性ならワクワクするかもしれない。しかし、だ!それは同時に、数々の女性と別れることを意味している人生なのだ。どんな苦労が待っているだろうか。それはそれは大変なことだ。つまり、大変な事態を乗り越えていかなければ、数々の女性とのロマンスは経験できないということだ。それこそ、波乱万丈な人生になるはずだ。

そうなのだ。ロマンティックな人生とは、山あり谷ありの人生のことだ。そして、その人生は、事後的に素晴らしい人生だったと振り返ることのできる人生なのだ。平穏な人生もまた良し。波乱万丈な人生もまた良し。皆さんは、これからどんな人生を選択しますか。

【考えるヒント・今日の言霊】
2020年12月17日(木)VOL.5096     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)

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