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あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。(福沢 諭吉)

人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。(福沢 諭吉)

どんな状況でも腐るな!若い人にそう言いたい。私も若い時は、腐りかけては持ち直し、またまた腐りかけては持ち直しと、紆余曲折的な人生を生きてきた。何をやっても認められない。どんなに実績を上げても、評価されない。そんなことが幾度となくあった。

なんでだ!何が悪いんだ!そう思って、社長に食ってかかっては、干されていた。しかし、学ぶことも多くあった。「そりゃ人間だものな。こんな生意気な人間を使うなんて大変だよな。」そう思えるようになっていった。自分の狭い考え方が徐々に広がっていった時、私は、少しずつ自分の望むことが出来るようになっていったのだ。

だから、腐るな!どんな状況にあっても、その状況から逃げないで、正々堂々向き合うことだ。そういう態度で、人生を生きよう。そうすれば、いつかは、自分の望む舞台がやってくる。その時が勝負なのだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2020年12月14日(月)VOL.5093     
作者:中土井鉄信

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