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人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく。(エラスムス)

【考えるヒント】
何を成したわけでもなく、何を成したいわけでもなく、ただただ、流れに従って生きてきた人が、どうしても譲れないものがある!と言い出すことがある。周りの人は、なんでそこに拘るのだろう?と不思議に思っているのだが、当人は、全く聞く耳を持たず、頑として譲らないのだ。


人間、どんな人にも、その人固有の価値観があって、その価値観に触れるとどうしようもなく、拘ってしまうのだ。この拘りを自覚しているか、無自覚なのかによって、その人のあり方が違ってくるだけだ。


私たちは、自分の拘りに自覚的になろう。そうしないと、自分だけの拘りで他人を巻き込むことになってしまう。何かに執着しすぎると、他人の迷惑になってしまうことが多い。そうならないように、拘りに自覚的になることだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年9月28日(火)
VOL.5295     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表)


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