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ほうれん草を育てながら哲学してみた

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野菜を育てる過程は、人間が生きる過程に通じるものがあるのではないか。どうせならその気づきをここで書いていくのもいいのではないかと思い書き始めたプランター栽培日記。農家さんや家庭菜…
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#プランター菜園

「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第1話〜野菜を育てる過程は、人間が生きる過…

ほうれん草のプランター栽培を始めた。しかもウチは庭がないので、部屋の中での栽培だ。 前々…

杉原 学
3年前
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「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第2話〜両方ともやったらええやん〜

先日から始まったプランター栽培日記。 農業の知識はほとんど皆無なので、農家の人が読んだら…

杉原 学
3年前
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「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第3話〜正解はひとつじゃない〜

さて、プランターと土とスコップとじょうろを購入したら、いよいよ種を蒔く。種はあらかじめ2…

杉原 学
3年前
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「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第4話〜真面目にやった方がうまくいく、とは…

さて、いよいよ種を蒔く。 蒔き方はYouTubeや本で学んだ一般的っぽいやり方を踏襲する。まず…

杉原 学
3年前
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「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第5話〜魂の関心はずっと変わらない〜

植物は動く。 動きがあまりに遅いために、僕たちはそれを「運動」として認識できないだけだ。…

杉原 学
3年前
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「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第8話〜根っこを強くする水やりの考え方〜

ほうれん草栽培の悩みどころのひとつは、水やりのタイミングだろう。 調べてみると、たいてい…

杉原 学
3年前
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「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第10話〜受動性の大切さ〜

大プランターのほうれん草の元気がない。 たぶんだが、水をやりすぎたせいだと思う。水をやるタイミングは「土の表面が乾いたら」ということだったが、ついつい水をやりすぎてしまった。その後間引きもしたのだが、どんどん元気がなくなっている気がする。ちょっと先走って動き過ぎたようだ。 僕が勝手に師匠と思っている哲学者の内山節先生は、群馬県上野村の家に畑を持っている。そして「農作業というのは受動性が大切だ」というような話をされていた気がする。 百姓が朝に畑を眺める。そうすると、おのず

「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第14話(最終話)〜なぜ「雑草」はあるのに「…

ついにほうれん草を収穫した。 種を蒔いてから3カ月近くかかった。いやー、おつかれさまでし…

杉原 学
3年前
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