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世界の英語検定<IELTS>

今回は、海外で英語の勉強をしている多くの方が出会う英語の試験「IELTS」についてご紹介いたします。

IELTS<アイエルツ>

こちらはケンブリッジ検定とならんで世界で最も有名な英語検定の一つで、世界中の企業や教育機関で英語力の基準として採用されています。

受験者は年間約290万人、約140ヶ国で受験されており、10,000を超える企業などが採用をしています(2016年)。

日本でも受験者が毎年増えており、TOEICに代わるより実践的で信頼のあるテストとして認知されてきています。

IELTSは合否判定ではなく、得点に応じて0~9.0のスコアが与えられます。

試験には2種類あり、大学などの入学基準として利用されるAcademic moduleと一般生活や仕事など移住に関わるGeneral Training Moduleがあります。

2つの違いはリーディングとライティングの前半で、その他は全て同じテストになります。

有効期限はどちらも2年となっているので、その時点の実力がよく顕れるようになっています。

※ビザ申請では3年間有効な場合もあり。

<どれだけ必要なの?>
必要な点数はIELTSを取得する目的によって異なりますが、一般に多くの方が目指し、「英語ができる・高得点」と言われる目安としては「7.0」からになります。

オーストラリアでは専門学校であればOver all(平均)5.5、TAFEでは5.5~6.5、大学では6.5以上となっていることが多いです。

ただし、NursingやEducationなど、コースによっては7.0以上が求められるものもあります。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダでは永住権や就労ビザを取得するための要件となっており、年々その基準も高くなってきています。

例えば、スポンサービザ要件では各4.5以上となっていたり、技術独立永住権では7.0以上で点数がつくなどスコアが必須になっているため多くの方が勉強をしています。

※ビザ等の基準は変更されている可能性がございますので、都度ImmigrationのHPでご確認ください。

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<試験内容>
ライティング、リスニング、リーディングの順で行われ、テストは約3時間、休憩はありません。

スピーキングは同日または事前に別日程で受験になります。

全て手書きの記述式のテストになるため、スペルミスや”a”などの聞き逃しなどは容赦なく減点されます。

<ライティング>

Task1と2の2パートあり、前半はAcademicではデータ分析、Generalではフォーマルな手紙・依頼文となり、後半はどちらも時事問題などについてのエッセイ(意見)となっています。

単語数が決まっていることや表現、ボキャブラリーなど細かな採点基準に加え、「時間との戦い」が非常にシビアになります。

ネイティブの人でもうまくできないこともあると言われるのでトレーニングは必須になります。

個人的には一番辛かったのはこのライティングでした(ToT)

反対に一番英語力が伸びた要因と感じたのも、またこのライティングでした^ ^

<リスニング>

リスニングはパートが進むにつれ難しくなり、序盤でいかに点数が取れるかが7.0のカギになります。

繰り返しはなく、一度しか聞けないことや、選択問題でも選択肢が5つあるなど勘では点がなかなか取れないようになっています。

最終パートは非常に難しく、専門的な話などボキャブラリーが足りなかったり、スピードが速く一問逃すと次が分からなくなってしまい、ドミノ式に崩れてしまうこともあります。

<リーディング>

General/Academicどちらも広告や書籍、新聞などから出題されますが、Academicでは一般教養の内容となっており、単語数も多くなっていることが多いです。National Geographicなどからの出題があるなど、対策として新聞や雑誌を読むことも効果的といわれています。

Generalでは一般生活を想定したものとなっており、前半は簡単に感じますが、最後のパートではAcademicと同等の難易度となっています。

<スピーキング>

マンツーマンで3パート、徐々に難しくなっていきます。

時制や発音などの細かいミスで減点される場合や、意見がとっさに出てこなくてうまく話せないということもあります。

日本人の生徒さまの傾向としては、特に「何を言えばいいのかが分からない」という、英語以外の部分についてもトレーニングが必要と思われます。

ゆっくり丁寧に話すことも必要ですので、日々鍛錬が求められます。

特に完了形と冠詞(the)の使い方は個人的には要注意でした。。。

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<受験するメリット>

日本での知名度を気にしてやっぱりTOEICの方が・・・と思われる方もまだ多いかと思います。

それについては別の記事でお話しておりますが、そんなこと気にしなくて大丈夫です。

点数や日本での知名度に気をとられるよりも、根本的な話ではありますが、英語の実力そのものを上げることを考えていただくことの方がはるかに大切です。

IELTSの勉強は現実に使うことを想定して取り組むことで大きく英語力を伸ばすことができます。

また、正しい英語、フォーマルな英語、アカデミックの英語を取り入れていくため、日本や日常生活では得られない英語の知識や使い方が学べます。

IELTSは勘では点数が取れないようになっているため、スコアが実力に比例し、そのまま証明となり、自信にも繋がります。

時々「IELTSの勉強は試験対策だから実力は伸びない」と言われることもあります。

私が会った方に限って言えばですが、多くの場合

・受けたことがない
・ネイティブ
・既に英語ができている人
というのが多いです。

確かに試験対策としての側面も強いため、英語の実力を伸ばすという点ではケンブリッジ検定の方が適していることもございますが、ライティングやリーディングなどが特に顕著ですが、アカデミックやよりフォーマルな英語は日常生活でも大いに活用されますし、年齢や立場に相応な英語を使うことは日々の生活で周りからどのように見られるかなどにも影響しています。

個人的な経験ではありますが、実際にオーストラリアで仕事をしていく上でもIELTSで培った英語力はそのまま活きてきます。

ビジネスレベルで使うことを考えてもIELTSの勉強は非常に有効で実用的です。

もちろんIELTSだけが唯一の方法ではないですが、効果的なものであることは間違いないです。

ワーホリで来る前は全く知らなかったので「意味あるのかな?」と思われる方もまだ多いかとは思いますが、

・英語の実力を上げたい
・将来英語を使って仕事をしたい
・就職でアピールしたい
・英語喋れるようになった?と聞かれたら自身を持って喋れると言いたい
こんな方にはぜひチャレンジしてみていただきたいなと思います!

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オーストラリアの現地でのサポートも無料でやっておりますので、気になることがあればご連絡くださいね。

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