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バーニャカウダと歌舞伎町

バードウィークですね、わが家の両親はインコを2羽飼っていました。

一羽は聡明で頭が良く、私達が話した会話を覚えて、同じ言葉を話します。

よくテレビで見る喋るインコです

両親は可愛い、可愛いきゅーちゃん、きゅーちゃんと言葉を覚えさせます。

私は両親がいなくなった隙を見つけては、我が闘争、我が闘争とヒットラーの文庫本を覚えさせます。

小中高はダークサイド側にいたので、マリリン・マンソンの様にシャウトしていました。

わが家のみんなに愛されるキャラでしたが、そんな彼に突然別れがおとずれます。

当時、私の両親は飲食店をやっており、強力粉、卵、麺が業者さんから毎朝届きます。

大きい籠に麺が届いたので、私は置く場所を探し、無かったので鳥かごの上に麺を置いたら・・・・

さようなら・・・そこには漫画みたいに煎餅状に圧縮されたペラペラのインコが。

ペラペラしてるので膨らむと思っていたのですが、ペラペラのままでした。

我が家の近くの植木に埋めます、 ナムー    
きっと綺麗な花が咲いたでしょうね♥

もちろん、このあと私は父親にボコボコに殴られました。

昭和の時代はあまり好きではありません。

もう一羽黄色いインコがいました。

片割れが居なくなり寂しいだろうと、兄と相談し気分転換にインコを散歩させてあげよう、と放し飼いにします。

人間の勝手な思い込みです。

二人がニコニコ見守るなか、彼女は黒い物体に連れ去られ、あっという間に目の前から消え去りました。

ブラザーズ二人の目には、ノラ猫の口に加えられて消えていく家族の姿が。

彼女は鳴いていましたが、我々は立ちすくみしかありません。

もちろん、このあと父親にボコボコに殴られたのは言うまでもありません。

感情で怒ったこと無いと言いますが、ほんとですかね。

さっバーニャカウダです

ニンニク  一株
アンチョビ ニンニクと同量
ヴァージンオリーブオイル  ニンニクと同量
牛乳 適量
水 適量

①   にんにくを牛乳と水でゆで、湯でこぼします、それを3回繰り返します。


ザルに揚げ、水気を切ったらアンチョビ、ヴァージンオリーブオイルをいれ撹拌します。


出来上がりです 

食べるときは鍋にいれて温めて食べて下さい。

完成です。

新宿のピッツェリアで働いていた頃のお話しです。

仕事終わりに職場のみんなと歌舞伎町の飲み屋街に行きました。

一軒目が終了し、テンションがアガり、新宿二丁目のゲイバーさんのお店に飲みに行く事に。

皆さんマツケンサンバのパクリ、ケツマンサンバ(余りにもアホな歌なので割愛します、ウィキペディアに歌詞あり)を歌いながら到着です。

若手の私がお店選びを指名され、へへっと適当な店に向かいます。

知らないお店だったので、そ~っとドアを開け中を覗くと、そこにはサンタクロースのバニーの格好をした屈強な男性3人と、 マイルドヤンキーが笑っている修羅の世界が。

リアルマッドマックスの様な光景。

そうです、世の中はクリスマスシーズン、今流行りの異世界に転送されたのかと。パラレルワールドです。

職場の方とアイコンタクトして瞼を閉じ、そ~っとドアを閉めます。

何事も無かったように寂れた居酒屋で飲み直す事に相成りました。

ボナペティート♪



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