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クライシス コア ファイナルファンタジーVII(プレイメモ)

FF7の前日譚を描いたPSPソフト『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』クリアしました。

今作の主人公はFF7でクラウドの回想シーンに出て来たザックス。
クラウドが自分の事のように認識し、自身をダブらせていたソルジャーの青年です。

彼は新羅グループが誇るソルジャーの一人。
でもまだまだ『英雄』にはほど遠い。
先輩であり友人であるソルジャー•アンジールに導かれ、彼はソルジャーとはなんたるかを身をもって知っていく。

その先には、悲劇が待っていたとしても•••

そうして、否が応でも戦いに身を投じていくザックスは、突如反旗を翻したソルジャー•ジェネシスと新羅との交戦の最中、エアリスと出会う。

彼女との一時はザックスにとってかけがえのない温かい記憶となる。
そして、彼は一般兵のクラウドにも出会う。

彼等が、あのニブルヘイムに辿り着いたなら•••

ジェノバ、ジェネシス•••
とある科学者が発案した計画、出生の秘密を知ったセフィロスは自分を見失っていく。

ザックスは、モンスターとして生きることを余儀なくされたソルジャー達と決着をつけるが、心身共に傷つき•••それでもソルジャーの誇り、夢をクラウドに託すのだった。

こうして、物語はFF7へと続いていく。

完!

エピローグの、ザックスの帰りをずっと待っているエアリス•••

悲しい•••
そんな時に同じようなシチュエーションでクラウドに出会うんだなぁ•••感慨深い。

というわけで、感想を少々。
プレイ時間は14時間ほど、ザックスのレベルはクリア時には31になってました。
プレイして、FF7のアレコレがわかるエピソードが満載で、それも感慨深かったです。
特にセフィロスが普通にザックス達に接していて(電話したりw)面白かった。

最後は本当に悲しい結末で、そうなるのは知ってたけど改めて見ると辛かった。

怒濤の戦乱に巻き込まれながらも、最後まで真っ直ぐな心で戦い抜いた彼の生き様はクラウドに刻まれたはず。

システムについては、マップに目的地が表示されなくてどっちに行けば良いのか分かりずらかった。
他は非常に親切(メニュー画面でいつでもアイテムが買える)

戦闘については、ターン制を強いられず、回避でき、魔法もガンガン撃てる。
面倒なレベル上げをしなきゃ詰まるような事も無く、すんなり進められて良かったです。
あと、戦っているとスロット(D.M.W “デジタル・マインド・ウェーブ” という、敵を倒すと手に入るソルジャーポイント(SP)がある限り自動で回転し続け、揃った結果によって様々な技が出る)が自動で回り、必殺技がバンバン出るのでボス戦もラクでした。

ただ、ラスボスあたりになるとSPが足りなくなってスロットが回らなくなり、ジリ貧戦闘を強いられ、やたら時間がかかってゲンナリしました。

そんなこんなで、とにかくCGが綺麗で、PSPソフトながら見応えがありました。
現在、FF7リメイクが大盛況の最中、今更過ぎるゲームでしたが、やって良かったです。