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The 3rd Birthday(プレイメモ)

パラサイトイヴの三作目として発売されたPSPソフト『The 3rd Birthday』クリアしました。
かかった時間は11時間くらい。

過去作よりアクション性が強まったシューティングRPGになっていて、過去作の流れは汲んでいるけど新たなストーリーになっていました。

ミトコンドリアの反乱に端を発した1997年12月のマンハッタン島封鎖事件、2000年9月のN.M.C.(ネオ・ミトコンドリア・クリーチャー)事件はアヤ・ブレアの活躍によって幕を閉じた。
それから10年後の2010年12月24日、新たな異形の存在がニューヨークに出現。
捻れた外見からツイステッドと呼ばれ、人間を捕食する奇妙な生物は爆発的な繁殖力を持ち、ニューヨークはツイステッドの巣「バベル」が出現したことにより壊滅状態に。
アメリカ政府は対ツイステッド対策チーム(Counter Twisted Investigation/略称CTI)を組織し、過去を変えることで現在を変えるという「オーバーダイブ・システム」装置を開発してツイステッドに対抗しようとしていた。

その頃、過去の記憶を失ったアヤがCTIに保護され、唯一のオーバーダイブシステムの適合者となる。
悪夢のバベル出現から3年が過ぎた2013年12月24日。
アヤ・ブレアのオーバーダイブによるツイステッドとの戦いが始まる!

PSPだけどCGがとても綺麗。
戦闘はというと•••敵がかなり硬く、出てくる量が多いし、即死攻撃してくるのもいるのでツラい。

アヤは現代から過去に飛んできた精神体なので、その場にいる人間に乗り移りながら(オーバーダイブ)戦うのが戦闘の目玉だが、ステージによっては乗り移る他キャラがいなかったりして、アヤはかなり打たれ弱いため苦戦を強いられる。
あとはカメラ視点がクソ。
オートエイムだがスナイパーライフルと一部のレーザー銃だけ自分でエイムする謎仕様。カメラ視点が最悪なのも相まって超やりにくい。
回避はあるが、ロックオン状態だとちょっとしか動かないため攻撃が当たってしまうし、ロックオンを外して回避するとカメラ視点がおかしくなり自分の立ち位置を見失う。
総じて、無駄に難易度を高く感じさせ、イージーモードでもあまり恩恵を感じない(倒し方も決まっている敵がいて妙に難しい)

だがオーバーダイブ等、特有のシステムは面白い。ちょっと単調に感じる時もあったが、楽しかった。
その他、武器の種類や改造、アヤの成長要素もあり(周回前提だからか、あまり成長させられなかったが)クリティカルヒットが出るなどちゃんと結果が現れてたのが良かった。

あと、ダメージを受けてアヤがダウンすると徐々に服が破けていくんだけど•••

あまり破けるとアヤが半ケツ状態になったり、これはちょっとやり過ぎな気が(-ω-;)

で、擦った揉んだありまして、何度も過去に飛んで頑張ったアヤは、何故こんな怪物が現れたのかが明かされる『はじまりの時』に辿り着く。
それは自身の結婚式の日。
突如現れた兵士達に銃殺されるアヤ、そして婚約者のカイル。
その時、アヤの妹のイヴ(血は繋がっていないらしい)が覚醒。銃弾に倒れるアヤにオーバーダイブし、兵士達を皆殺しにする。
そこから全てが始まったのだった。

要するに、今までアヤだと思っていたのはイヴだったらしい(だから、幼い口調、頼りない仕草を見せていた)
イヴにオーバーダイブされたアヤの精神は壊れ、時の狭間に散り散りになり、そのカケラからツイステッドが生まれた(??)

で、黒幕はアヤの上司だったんだけど、彼は何かでこの起こり得る事態を知っていて、彼女たちの力を利用し、自ら高次元の存在になろうとしていた、みたい。
もちろんそれはアヤにより阻止される(散り散りになってしまっていたはずだが、戻ってきた??)
そうして、ツイステッドを消滅させるためにも、アヤはイヴに殺されることを望むのだった。

そうしてアヤは消え、アヤの姿となりつつも記憶を取り戻したイヴは新たな未来へ進むのだった。

完!!

みたいな。
なんだか良く分かりませんでした。
イヴの正体が血の繋がらない妹っていうだけで、ちゃんと説明して欲しかった。結局何者だったんだ。
しかも、アヤさんは既にいなかったなんてオチ、酷いなぁ。
流石、シナリオがFF13作った方と同じなだけある。ホント流石ですわ(棒)
呆れてしまった。

あまり関係無いが、パラサイトイヴではアヤには同性の恋人がいる設定だった(気がする)んだが、今回はそういうのは無かったことになってたなぁ。

とにもかくにも、シナリオはさておきゲームとしてはそこそこ楽しめたので満足です。