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子どもが育つということ その2

以前同じタイトルで記事を書きました。https://note.com/manabinoie/n/n7d0579af8a7d

今回も、【子どもが育つ】ということで、感じることがあったので記事にしてみます。

2017年5月に子どもたちの居場所&学びの場である「まなびのいえ」をスタートしました。子どもたちが安心・安全に過ごす場所があること、そこで信頼出来る大人が見守る姿勢で子どもたちに接していること、そのために「評価しない・成果を求めない」ことが大切だという思いでスタートした、子どもとその保護者のための居場所です。そこで今はプログラミング教室と寺子屋を開催しています。

そのまなびのいえに2019年春から通い始めてくれている男の子。小学4年生から約3年半。中学生になった今も毎回楽しみに通って来てくれています。

その彼を見ていると、ここ1年くらい心の面ですごく成長してきているなと感じています。年齢を重ねたことによる成長もあると思いますが、彼の言動を3年半見てきて、何が成長したかと言うと、

●精神面での浮き沈みが少なくなった。自分でコントロール出来るようになってきている。

●客観的に状況を見て、今やること、やりたいことを自分で判断出来るようになってきている。やる、やらないも自分で決めている。

●意欲を持って、自分のやることに向き合えるようになってきている。

もちろん、直線的な成長ということではなく、曲線的で多少の回り道をしながらですが、確実に一歩一歩成長をしてくれているのが、その言動からもはっきりと分かります。それをその子のお母さんとも共有して、お家でもそういう姿が見られるということなので、そうなんだなと納得しました。

例えば、

以前は、やろうと決めてやっていても出来ないことがあったり、終わりそうもなかったりすると、気持ちが不安定になってしまっていたのが、今は出来ないこともどうやったらいいのかを聞いてきたり、終わりそうもなくても、じゃあここまでやろうと自分で決め直したり。

プログラミングも、以前は何を作ればいいのかなかなか決められなかったり、意欲を持って出来ない時もあったのが、今は自分で何を作るかをじっくり考えながら、決めたことを試行錯誤しながら楽しそうに作っています。分からないことが出てきても自分なりに工夫したり、質問も的確に出来るようになってきています。

そして、こうやって時間を掛けて成長してきたことは、その後の彼の進む道を明るく照らしてくれるものだということも感じていて、それは私自身の息子とも重なります。息子のことについては、以前の記事も良かったら読んでみてください。

https://note.com/manabinoie/n/nb33841d7ecab

こうやって彼が成長してきたこと、それはどういったことからなのか?

私が思うにではありますが、この3つが大きいと感じています。

●安心・安全に過ごせる場所があること

●周りが見守る姿勢で接すること

●適切なタイミングで適切なチャレンジが出来ること

このどれかが欠けてもいけなくて、この3つを十分に理解し、周りの大人が子どもと接することが出来ると、子どもはベストなタイミングで成長していってくれると感じています。

この3つについて、また別の記事でひとつひとつ書いてみたいと思っていますので、楽しみにしていてくださいね。

それでは、また。

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