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【本番直前!!】前受け校で〇をもらえた時、もらえなかった時の対策

2023年の中学受験組の皆さま、おつかれさまです!東京近郊の方々は、1月の埼玉受験で初戦を戦い終えた頃でしょうか。親御さまも、寒いなか本当にお疲れ様です。あの日、心底疲れていた私に「お母さんは何もしてないじゃん」と言った子どもの言葉が今も忘れられません(汗)。あの疲れは体験者しかわからないものですよね。
さて、前受け校で〇をもらえた時、もらえなかった時の対策について、まとめてみました。

前受け校で〇をもらえた場合

前受け校で〇をもらえた場合は、素直に喜んでいいと思います。中学受験で何より大事なのが、本番に強いかどうかです。まだ小学生の子ども達にとって本当の試験は緊張との戦い。どんなに学力があっても緊張でガタガタになってしまうこともあります。〇がもらえた場合は緊張しにくい、または多少緊張しても実力が出せるタイプであるということです。この場合は、上ブレする可能性も十分ありますので、2月1日に本命校の〇がとれた以降に、さらに上に挑戦できるなら、その準備を進めておいた方がいいと思います。あとはひたすら、調子が上がっていること、この流れで突き進もうと、お子さんのテンションを上げてあげることが大事だと思います。ぜひ親子でがんばってください。

前受け校で〇をもらえた場合

前受け校で〇をもらえなかった場合は、ちょっと注意が必要です。実力があるはずなのに〇がもらえなかった原因は何なのか、冷静に考えてみる必要があります。急に過去問よりも難易度が上がった、倍率が高かった、苦手な分野が出たなど、いろいろあると思いますが、ここで大事なのが厳しい目でジャッジしてあげること。ここで、いつもより倍率高かったからね、だけで終わらせないで、どうしたら〇をもらえたのか考え、その対策をあと数週間の間にできるといいと思います。ヌケのある分野があったらそこを埋める、粘り強さが足りないなら最後まで戦う大切さを伝えるなど。けれど、もっとも大きな問題は、緊張しやすいことかもしれません。緊張して実力が出せていなかった場合は、本番に弱いことも意識した方がいいと思います。(お子さんに言うのではなく親御さまだけで)。この場合は、本人に中学受験を楽しむこと、合格後にしたい夢などを聞くなど、前向きに気持ちを盛り上げて、そして安心させてあげたいもの。一方で、もしもの場合を考えて本命校の偏差値よりもかなり低い学校も用意してあげることです。今はそんなことを考えたくなくても、対策して不要になれば、それで結果オーライです。中学受験では、お子さんの調子ひとつで大きく結果が分かれ、予定外の学校を受ける場合も少なくありません。あと数週間、お子さんの前ではできるだけいつも通り、笑顔で過ごすようにしてあげてください。

皆様のご健闘を心よりお祈りしております。(本番までは、定期的に直前のメッセージをアップしたいと思っています)

※最後に近況を~。
MARCH附属中に滑り込み、この春、無事に高校生になれる予定の我が子。1回目×、2回目の試験でギリギリ合格した子でしたが、勉強し続ける姿勢を貫き、年々成績を上げ、今は上位15%に位置する成績を保っています。中学受験がひと段落したあたりに、入学後の勉強とのつきあい方についてもお話できたらと思っています。(ほぼ子ども自身が考え、行動した結果なのですが・・・)


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