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知っているようで知らない電気代の仕組み

フォロワー数30突破!!皆さんありがとうございます。これからも役立つ記事を投稿していきたいと思います。

皆さん本やyoutubeでよく保険や投資、不動産についてお金の勉強していますでしょうか⁈それももちろんOKですよね。
でも投資や保険などよく聞くジャンル以外だと「お金」ってあまり意識しない場合ありますよね。
本日は身近にあるお金が関連する「電気代」について仕組みを解説します。

■電気代の仕組みとは(概要)
電気代は、基本料金、従量料金、再エネ賦課金、燃料調整費の4つの要素から成り立っています。

基本料金は、電力会社が電気を供給するための設備やサービスを維持するために必要な費用です。従量料金は、使用量が増えるほど単位あたりの料金が高くなります。

■ 従量料金の3段階性について
第1ステップ、第2ステップ、第3ステップの3つのステップに分かれています。第1ステップは一般的に月間の使用量が120kWh以下の場合に適用されます。第2ステップは一定の使用量までの範囲に適用される料金で、通常月間の使用量が120kWhを超えて300kWh以下の場合に適用されます。第3ステップは月間の使用量が300kWhを超える場合に適用されます。

この制度は1974年に導入されています。それぞれ使用したkwh数に応じて
金額が変動するため「従量課金」という名称になっています。なので電気代を節約するとこの従量課金の単価が下がります。

■ 再エネ賦課金って?
電力会社が再生可能エネルギー発電事業者から電力を買い取る制度(FIT法と呼ばれる法律がある)があります。でも電力会社だけに買取させるもの不公平だとして一部電気を使用している消費者にも負担してもらう仕組みになっています。再エネ賦課金は使用量に応じて徴収され、その資金は再生可能エネルギー発電事業者への補助金や買い取り制度の財源として利用されます。皆さんも太陽光発電をしている家庭も多いと思います。その際に支払われる売電収入がこの再エネ賦課金によって賄われているというわけです。

■燃料調整費
こちらは、電気を作る際の燃料原価が上がれば電気代は上がるし、下がれば電気代が下がるしくみになります。今は電気代が上がっていますね。こちらが大きく影響していると考えられます。

いかがでしょうか。「電気代が高い!!!」と漠然と言われていた方はこの仕組みを知れば「電気代のどこが高い?」という視点に切り替えできますね。そこから初めて太陽光発電にするのか、そもそも使用料を減らして従量課金を抑えるのか、それとも新電力に切り替えるのか具体性を持って考えることができますね。

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