見出し画像

Vol.1703 田畑萠良さん@鎌倉市

私は、狭い住まいながらもインテリアには気を使っているほうかも知れません。花、絵、写真、花瓶、海外のお土産品などは季節に合わせ置き変えたりしています。

ある日、ハギレでリースを作っているという「田畑萠良さん」のことを知りました。

(田畑萠良さん)


リースはずっと昔、ある講座でいろいろな木の実を使ったクリスマスリースを作った経験があります。緑色のビロードのリボンを真上に飾ったそれはシックで素敵に仕上がりました。今もわが家のクリスマスの顔です。


そんな訳でリースを身近に感じているので体験しようと決めました。


手持ちのハギレなど自分で用意してもいいとのことですが、用意に布もあるとのことです。これなら不精な私でも大丈夫、きっと優しい先生なのだろうと、手ぶらで出掛けました。

向かった先は、鵠沼海岸駅から歩いてすぐの所にある「工房いとへん」。

(工房いとへん)


会場のテーブルには絣や紬など和の布や柔らかなレースや思い出のウエディングドレスなどで作られた、大小のリースが並んでいました。


「わー、これって贈り物にいいんじゃないの!」と勝手に喜ぶ私です。


うれしいことにバレンタインが近い時期では発砲スチロール製の土台はハート型です!気分が上がりました。

(日本製、外国製、さまざまなハギレで埋めつくされていました)


布は二種類、同じ小花模様で色違いの三センチ角、五センチ角の布が用意されていました。まず布選びから始まります。

私は春の色といえる黄色が入ったほうにしました。



不器用なうえに左手首骨折のリハビリ中です。

でも針や編み棒を持つのではなく、左指先で布をつまみ右手に竹串状の短い道具を持ち、真ん中に差し込み先端に瞬間接着剤をちょんと付けてグッと土台に差し込むだけです。

力まかせに挿すと土台が欠けてしまうのでここは注意がいります。


同じ柄なので挿す位置を考える必要がありません。

内側も外側も白いところが見えないように、最後に小さい布で隙間を埋め、アクセントに挿し色に用意されている小布からあれこれ試して黄色を選びます。


トップのハートのくぼみはは先生がハサミを入れてきれいに仕上げてくれました。


思わずニッコリです。

(笑顔で優しく教えてくださいました。)


どこに飾ろうかと考えをめぐらし、出来上がりが楽しみで張り切った私でした。

(左上が私の作品です。頑張りました!)


取材:藤田あき子/写真:加藤葉子


取材にご協力いただいた場所

工房いとへん http://koubouitohen.jugem.jp


今回取材させていただいた方:田畑萠良さん

「鎌倉布リース」主宰

https://www.facebook.com/hagirewreathdamorappe/?fref=ts



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?