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年に1回の「スペシャル」だから。

昨日8月29日は焼き肉の日、
そして明日8月31日は野菜の日。
となると、その間である今日8月30日は、焼き肉と野菜にちなんだ何かおもしろい記念日があるのかな…?と思って調べたら…何もありませんでした。


もとい、
今では本当にたくさんの記念日がありますよね。
内輪でしか知られてないものとかもたくさんありそうだし、
そんなわざわざ制定して意味あるの…?!って思ってしまうようなものも散見される気がします。

でも、ラジオとか聴いてると、特に朝とか昼ぐらいの番組で、
こういう「今日は何の日」トーク、意外とちょこちょこあるんですよね。
日によっては、その日のメールテーマになってたりすることもあって、
今日はスタッフさん、あんまりいいテーマが思いつかなかったのかな…?とか邪推したりしながら、
それでもやっぱり、その日特有の話題として話すには取り扱いやすいテーマなのだろうなあ、と思います。
個人の雑談だと、天気とかは誰でもハマれる鉄板ネタってよく言いますが、
まさか帯の番組で毎日天気の話するわけにはいかないでしょうからね…。


記念日作る側としても、
それで年に1回どこかで取り上げてもらえるのなら、
広告効果としてはまあまあおいしい、ということもありそうです。

ただ、これだけ記念日的なものが増えてくると、
「今日は○○の日です!その由来は…」という、あとに続く「なぜ今日がその記念日になったのか」というところがトークのネタにしやすい、みたいなところも結構大事になってくるんだろうなあ、と。

その意味で、日本記念日協会のホームページを眺めていて、
ちょっと気になったのがこちら。

謎解きで5月9日って、一見何の脈絡もなさそうですが、
記事にもある通り、
「謎」という意味の英語「enigma」を分解して並べ替えると、
「may nine」、5月9日になる、というのがその由来だそう。

これはしゃべる側としても、思わず話したくなりそうなエピソードだなあ、松丸さんさすがすぎる…!と思ってしまいました。
一見、謎解きで記念日というと、うまくハマりそうな日を見つけるのが難しそうに感じるだけに、
記念日の日付にすらもはや「謎解き」を入れてしまうというのは、さすがのアイデアですよね。

記念日系のトークでいうと、
もちろん当日にドンピシャでハマってれば最高ですが、
数日ズレでもバラエティとかでは取り上げてもらえる可能性もあるし、
広告効果としてはそれなりに見込める部分もあるのかもしれません。
「記念日協会」というのも、そういうビジネスアイデアが形になったひとつなのでしょうし、本当にビジネスのタネというのはどこにでも転がっているものなのだなあ…と、しばし感心してしまいます。

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