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描く夢がすべて、叶うわけなどないけど。

昨日は #イマリアル で「ラジオのヒント」というテーマで特集をしていたのですが、
ラジオの「顔」パーソナリティから「裏方」ディレクターや作家さんまで、
ラジオに関わるいろいろな人の声が聞けてめっちゃおもしろかった…!

ゲストの方、三者三様でおもしろかったのですが、
放送後にもっちょりさんがツイートされてたこの言葉がすべてだな、と思いまして。。。

放送中も学生さんからのメッセージがたくさん届いていて。
みんなラジオが大好きで、「いつかラジオに関わりたい!」という、本当に熱い心、熱量を持った人ばかり。

でも、ふと現実を顧みると、その夢は必ずしも叶うことばかりではない。
いや、叶わない夢のほうが多い、といってもいいかもしれない。

ラジオが好き、ラジオに関する仕事に就きたい…!と志す人のすべてが、
実際にその夢を叶えられるわけではないし、
その一方で、今実際にラジオをつくってる人たちの中には、
小さい頃はラジオなんてあまり聴いてこなかった、という人だっている。
どんな仕事でもきっとそうですよね。

想いや熱量がいくらあっても、全てがうまくいくことなんてない。
私だって、ある程度大人になった今だって、
積み残した夢は山のようにあるし、
そもそも悔いのない人生なんて、どこにも存在しないものだろう。
人は皆、誰だって、やりたかった何かを、絶対やり残すものなのだから。


他方、まったく逆に、
今はそんな想いや熱量を寄せる対象がない、
夢といわれてもよくわからない、という人も、きっと大勢いるはずで。

今は学校とかでも「将来の夢を持つこと」はわりかし重要視されているような風潮もありますが、
世の中にある職業も、社会がどう回っているかも知らない幼少期に、
それまでの少ない人生経験の中から将来の夢を描け、というのも、
それはそれでなんだか残酷だな、という気もしてしまいます。

夢なんかなくたって、就職はできるし、日々幸せに暮らしていくことだってできる。
むしろ、何かに過度に期待しすぎないほうが、心の健康を保つにはかえってよいのかもしれない。


それでも、
夢はそう簡単に叶わないし、そもそも夢を描くことだって簡単じゃない、
それが現実だとしても、
ひとつだけ確実に言えることは、
何かを信じて一歩動いてみなければ、そもそも何も始まらない、ということで。

その信じる何かというのは、
もちろん自分の夢・野望みたいなものでもいいし、
何の根拠もない、不思議な直感めいたものでもいいし、
誰かからの言葉、助言、励ましなんかが動力だったっていい。
いっそ偶然や運命なんてものに身を委ねてしまったっていいかもしれない。

いずれにせよ、
ひとつ扉を開けてみた先に、また次の世界が広がっているし、
その扉を開けた先が、たとえ望む世界ではなかったとしても、
自分なりにものを考え、行動し、次々と扉を開け続けていれば、
何か違う形でも、心に描いた世界がその景色のどこかしらに見えてくることが、きっとあるのだと思います。

より素敵な明日を、未来をつくっていくために、
多くの人に出会い、
多くの言葉を受け取り、
その受け取った言葉で、多くの扉を開けていく。
日々、そんな積み重ねですね。。。

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