ネガティブな言葉が口に出そうになったら。

今日は、こちらの番組から。

オンエアの様子は1週間経過以降もAuDeeで聴けるみたいです。

樋口「エゴサとかする?自分の。これすごい気になるの。みんなするのかなーとか」「私も前はすごく気にしちゃってたんだけど、最近はあんまりしないようになったの。いい言葉を聞きたいときは調べたりするけど、一個の悲しい言葉がすごく心に残っちゃうじゃん。それ以上に素敵な言葉があるのに。だからみんなはどうしてるんだろう、と思って」
渡邉「あんまり気にしないようにしてますけど、でもどうしても気になっちゃったりするときとかは、ちょっと見ちゃったりとか」「みなさん本当にファンの方優しいから、すごい全部肯定的な意見で、優しく言ってくださってるけど。でも中にはたまにこうちょっと、ぐさっと来るようなこととかもありますけど。でもこういう方も、いるんだな、って受け入れて、それもなんか、いい一意見として
樋口「そうだよね、勉強になるよね、いろいろ見ててね」
渡邉「そうですね」
樋口「でもやっぱり優しい言葉がうれしいよね。

そうなんですよね、やっぱり届いちゃってるんですよね。
Twitterとかでする発言とかって特に、「一傍観者」として、さも彼らのいる世界とは切り離されたところで発言してるような気になっちゃうけど、
インターネットの世界は全部つながってて、別に直接相手に届けたいなんて微塵も思ってなかった発言が、偶然「届いてしまう」ことだってある。

芸能人だからそれくらい言われて当然だよね、なんてことは、とても言う気にはなれない。相手も同じ人間なのだから。
芸能人だから傷つけていい、なんてことは、絶対にないはず。


でもこれって、別に対芸能人だけの話でもないし、
ネット上に限った話でもないですよね。

個人的に、最近気をつけているのは、
できる限り、たとえ内輪話みたいな場面だったとしても、
ネガティブな言葉、誰かを下げるような発言はできるだけ口に出さないようにしよう、と思っていて。
仮に心の中では思っていたとしても、それは心の中までで留めておいて、口の外には出さない。

ネガティブな言葉って「強い」から、
自分のココロを楽にしたい、とか、何かを吐き出したい、というとき、
何かモヤモヤが溜まっている、みたいなときとかも、
つい口から出がちになっちゃうんですよね。
それは、自分の心を守るための自衛行動として、当然のことではあるのだけれども。

でも、「言霊」的なやつって多少なりともあるんだろうと思っていて、
口の外に出してしまうと、どんどん自分自身の心とか行動が、その方向、ネガティブな方向に引っ張られていっちゃうような気がするんですよね。

例えば誰かのことをネガティブに言ったとして、
たとえそれが内輪話で、絶対当人に届くことはない、ってわかっていても、
かえって自分自身や、その場にいる人が、その相手をネガティブに思っている、ということを反芻してしまうから、
それが無意識に、自分や周りの人たちの行動・言動に反映されてしまう。
そうすると、結局その相手との関係性って遠ざかっていってしまうような気がしています。

だから、軽口で、誰かを悪く言ったり、批判したり、みたいなことには安易に乗りたくない。
言葉を発した先には、必ず”相手”がいる。
そう考えると、自分から発せられる言葉も、ちょっと変わってくるような気がします。

届けるなら、背中を押す、ポジティブな声を。
相手が勇気を出せる、一歩踏み込める、「力になる」言葉を。
きっとその言葉が、回り回って自分にも返ってくるはずだから。


あともうひとつ、このラジオで印象に残ったのが、
樋口さんの相手を肯定する態度、在り方がすごいなー、ということ。
会話のあらゆるところに肯定的な相槌が入ってくるんですよね。
「兄弟っているの?」「兄がいます」「えーすごいね!」
「〜〜ですよね」「えーわかるーー!!」
みたいな。
冷静に考えてみると「兄がいる」ことが「すごい」ってどういう反応?(笑)ってツッコみたくなるのですが、
まあ言われた方は悪い気はしないですよね。
こうやって、わざとらしくなく相手のことを肯定できるってのも、
できそうでなかなかできないことだし、
これが自然にできる人ってすごいなあ、と思います。

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