GIGAスクール実現に向けて、学校現場でできること

私は、地方の公立小学校に勤務しています。
本校の外から目を引くような新しい取り組みは、英語活動を積極的に行っていること。
（5年ほど前ですが）全国から多くの先生たちが参観にこられていました。
それ以外の取り組み・校舎は、昭和の香りがする小学校です。

2020年4月に育休から復帰したばかりの私ですが、
そんな普通の学校で、ICT活用実践を積極的に進めようと決めました。

ICTは好きだし、その恩恵もずいぶん受けていた事実はあるのですが、
学校全体を巻き込む取り組みを進める自信なんてどこにもありませんでした。
簡単な状況分析と今後の見通しを記したレポートを手に持って、ウロウロ。
校長先生にそれを持って話に行くには、
あまりにも心理的ハードルが高く、
一歩を踏み出せないでいました。
提案しようと立ち上がる覚悟を決めるまでには、
３日間かかりました。

しかし、最後は、
「何もしないよりは、何か一つでもできるかもしれない」
という思いと勢いで自分を前に押し出し、校長室のドアをノックしました。

そして、最近、
その歩みを記録に残すことは、
どこかで誰かの助けになるかもしれないと思い至り、
少しずつ書き起こしていくことにしました。

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