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■悟りの最大の妨げは自尊心である■

魂の大小は、学びの後先に関係ありません。
なぜなら、求道は永遠に続けられているものだからです。
当然、性別、年齢、職業、頭の良し悪し、人種、国籍、なども関係ありません。
しかし多くの人は、学びを錯覚して捉えています。

○二十年前から学んでいるから私は上だ
○多くの経典を読んだから私は上だ
○多くの瞑想をしたから私は上だ
○多くの講演を聞いているから私は上だ

坊さんや牧師さんの中には、
○金色の袈裟を纏っているから私は位が上である
○祭壇の何処どこに座っているから私は位が上である
○説教しているから私は位が上である

このように信仰は、いつの間にか自尊心を満足させる変形した姿に変わってしまったのです。
信仰の深さを示すのは、あくまでも理解力と自覚の深さです。

いかに宇宙の仕組みを知り得たか?
本当の自分を知り得たか?
それも心の底で知りえたか?
それに尽きるのです。


ほっこりの状態で事にあたるとうまくいくモノです。何をするにしても、心の状態で、結果は変わります。武術では「心・技・体」が重要視されますけど、「心」が一番始めにあるのは、心を最も重要であると捉えているからですね。技術、体術は、最重要ではない。と言う事ですね。学問も同じですね。心ありき、なのです。


                                  終

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