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【マナシェア中目黒・三軒茶屋】最近のシェアハウス事情 その①

 今日は「最近のシェアハウス事情 その①」として日本におけるシェアハウスの流れの変化についてお話したいと思います。

 日本におけるシェアハウスの歴史は、1990年代に日本を訪れる外国人向けに作られたのが始まりと言われています。結構古いですよね。
海外の方がバック1つで来て、一定期間手軽に滞在できる場所=ゲストハウスの長期版という位置づけのシェアハウスが多かったようです。

 当初はその手軽さ(=賃料の安さ)から、「安かろう悪かろう」みたいな住環境のシェアハウスも多く、いいイメージを持つ日本人は少数派でした。ゆえにかなりマイナーな存在の時期か続き、大きくブレイクすることはありませんでした。

 しかし、某TV番組(テ○○ハウス)の影響と時代の流れによってシェアハウスは徐々に市民権を得て、一人暮らしの方にはかなりメジャーな選択肢となっていきました。

 そもそもシェアハウスは一般賃貸物件に比べて賃料が割安なところが多く、家具・家電付きで初期費用も安く抑えられるという大きなメリットがあります。(シェアハウスメリデメについては別途詳しく整理しますね)

 加えてここ数年ではコスパのよさ・手軽さだけでなく、多様な付加価値を求める方も多く、そういった要望に叶うシェアハウスが増えてきたのもメジャーになってきた要因と言えます。

<ハード面>
➡キッチンが広い

内装や家具のセンスがいい

オートロックや監視システムなど安全性が高い

など、自分だけの資金力ではちょっと大変だけど、共同で使うことによっていい設備が利用できるメリットがあります。

<ソフト面>
➡英語が学べる

起業家が住んでいる

ランニング好きが集まっている

ITエンジニア同士の情報交換ができる

など、明確なコンセプトと目的があるシェアに住むことによって、一人暮らしでは得られない学びや成長・刺激をもらえたりします。

 住まいを家賃や場所などの条件やハード面で選ぶのはもちろん、共通の趣味や目的の方が集まるというソフト面を重視して選ぶ方が増えてきました。

 ひとくちにシェアハウスと言ってもそのバリエーションはさまざまで、「コンセプト型シェアハウス」や賃貸アパートとシェアハウスのいいとこ取りをした「ソーシャルレジデンス」なんて呼ばれる形態も最近どんどん増えてきました。←なかなか区別がつきませんよね

 加えて、住まいを複数もって生活する多拠点生活者(デュアルライフ)、定住先を持たずにホテルやゲストハウスに泊まり、旅をするように生活するアドレスホッパーも増えてきました。
「働き方改革」や「テクノロジーの力」で、快適にどこででも仕事ができる世の中に転換しつつあるからでしょうか。 

 住まいにおいても「価値観の多様化」が進んでいることを実感しますね。
私の若かりし時は自宅⇔会社の往復で、生活の拠点を複数持つことや他人とひとつ屋根の下に住むなんてことはちょっと考えられませんでした。(昭和です!)

そのため、なかなか世界も広がりませんでした。
家の中をひとりでのびのびと裸で歩き回れる自由さもいいですが、人と住むことで得られるよさもあります。

「朝まで飲み明かした時間と仲間が一生の宝物です」という住人さんも。
 今後「住む」ということがさらに多様化&エンタメ化していくのがとっても楽しみです♪

☆明日はシェア住人さん達に実際に聞いた「なぜシェアハウスに住みたいと思ったの?」の生声をお伝えしたいと思います。

https://www.hituji.jp/comret/info/tokyo/meguro/mana-share-nakameguro