本の感想「幸せな小金持ちへの8つのステップ」
本田健
私は正直、小金持ちになりたいと思ってる。
なので自分の心に正直にこの本を読んでみたところ、たまたま自分が最近もやっとしてたことの答えというか指針が具体化されたような気がして、読んでよかったなと思った。
お金のことでいうと、小金持ちとは資産が1億以上で年間3000万以上何もせずに収入が得られる人という定義になっていたので、かなりハードルが高く感じた。著者曰く、難しいことではないらしいが。
エフォートレス思考でも近いことが書いてあったがそもそも子供のころからの刷り込みやらで「努力をして苦しまないとお金や成果が得られない」という概念が頭に染みついてしまっていて、それが邪魔をして望む方向に進めていないといった感じのことが書いてあった。
また、人は望む方向に進んでいくか、逆方向に進んでいくかどちらかの道の上に今この瞬間もいて、ほとんどの人は後者の道を進んでいるといったような記述もあり、切羽つまる気分になった。きちんとよく考えて今すぐ行動していかないと、後者の道を行っちゃうのかと。(読むまでの私は・・・?)
とにかく好きなことをやる, 好きなことにと自分にしかできないことしかやらない。
この好きなことをやるというのは、幸せなドミノ倒しの1つ目を倒したことになるそう。
金持ちの人は、100 % リスクテイカーである リスクを冒さずに金持ちになった人はいない。また、すぐに行動する 行動してみて合わなければやめている。
ビジネスをするのではなく、所有する
ビジネスでは、何を提供して人に喜んでもらうか。
この先が、あんまり実践できてないというか普段自分の頭の中にはないことかなと思った。
自由に物事をとらえること
自由にとらえるというか、一見アンラッキーなことに見えることが起きてもそれには意味があったと考え、取り乱さず、流れに身を任せるという感じかなと思った。そうすると不思議と別の偶然の良いこと「セレンディピティ」が起こるそう。小金持ちはその感性が高く、人生におけるこのようなサインを見逃さないと。
この辺りは、かなり共感するしあまり自分が得意としていないところだと思う。
そのほか、
信頼して身を任せること。日常的なコントロールは意味がなく大きい視点で豊かな流れに身を任せるということ。
受け取る 感謝して味わう
やってくるものを受け入れる。
もともと、今の自分の人生は自力で積み上げたものではなく、周りの人の助け、支えで出来上がっているものだから。感謝して喜び楽しむことは相手に与えることでもある。
稼ぐ、頑張るという概念と明らかに違う次元だと思う。
また、何か生産的なことをしなければ生活できないということもないという感覚を持つ。
真の豊かな状態とは、与えられるものを受け取るだけの状態。
与えられているものを感じながら生きること、大きな流れに身を任せることって私はいま遠ざかってた気がする。
遠ざかってたというか、そういう環境は十分にあるにも関わらず、そういう態度をとってなかっただけなのだと思う。
想像と違うアドバイスをもらえたことが、とても有効だった。
これを読んだのがお盆休みということもあって、自分が自分がではなく、みんなに感謝していこうと思った。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?