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同じく内向型リーダーであることに気づいた私が勇気づけられた本のお話

私が2020年9月から参加しているHUC(母親アップデートコミュニティ)の代表であるなつみっくすの初の著書がついに出た!

ということで、今日はその本を読んだ感想などを書いてみたいと思います。

タイトルは、
「I型(内向型)さんのための100のスキル」

恥ずかしながらこの本のことを知るまで、
この「I型(内向型)さん」という言葉を知らなかった!
なのでまずは自分がこれに当てはまるのかどうかから見ていきたいと思います。


私はI型(内向型)なのかどうか

これに当てはまるのかどうかには、
Amazonの作品紹介のところにもあるチェックリストを見てみたらわかるらしい。
半分以上があてはまったら、あなたもI型(内向型)さんだそうです。

□疲れたら、ひとりでエネルギーを充電する
□話す前によく考える
□観察するのが好き
□何かをする前によく考える
□自分ひとりでいられる場所が好き
□人づきあいは、どちらかというと狭く深くしたい
□雑談が苦手である
□パーティー、懇親会などの社交の場が苦手である
□邪魔されるのが嫌
□どちらかというと話すより聞く方が多い、でも自分にとって重要なテーマはよく話す
□物静か、内気、恥ずかしがり屋、人見知り、引っ込み思案と言われることがある
□できるだけ人混みは避けたい
□たくさんの人と話すより、一対一や少人数で話す方を好む
□興味の範囲は狭いが、深く知りたがる傾向がある
□争いごとをできるだけ避けたい

ということで、これに私をあてはめた結果、
あてはまる:11、あてはまらない:2、どちらとも言えない:2

でした。あら、私ってI型さんなのね。


私にとってのなつみっくす

でも私がこの本を読みたいと思ったのは、自分がこれにあてはまるからではなくて、単純になつみっくすという人を知りたかったからだ。

なつみっくすは私達のコミュニティのリーダーとして5年以上君臨している。
私もなつみっくすの存在を知って3年半になる。

でも、なつみっくすがどういう人なのか。
なんか正直つかみどころがない感じがしていた。

今まで描いていた、いわゆる「私についてこーい!!」みたいなリーダー像とも違う。確かに静かな感じ。
AIなのではないかと言われるほど、みんなの投稿などに素早く確実に反応する。
すごくまじめな感じ。なのにダジャレ好き。

圧倒的な気遣い、そして圧倒的な信頼感。

HUCメンバーは結構年齢がバラバラだけど、
お互いの年齢を気にせずタメ口で話せるのもいいところ。
でも、同じ年の生まれであるはずのなつみっくすに、私はなぜかずっと敬語だ。

距離を感じているわけではない。でも、タメ口で話すにはものすごく畏れ多い気がする。私の中でなつみっくすはそんな存在だった。

なので、なつみっくすの中身を知りたい。
私がこの本を読みたいと思った動機はそれだ。
 

読んでみての感想

まずは、これはたくさんの人に活かせる内容がたくさんあるなと思った。

内向型さんにとっては、これまで外向型さんに押されて、どちらかというと「弱み」だと感じていた自分の特性を活かす方法を知ることができる。

実際、私もそうで、今、NPO法人の代表という一応「リーダー」という立場にいるけれど、
全然ガンガン人を引っ張っていくタイプではない。
「こんな私でいいんやろうか・・・」と思うことも今でも多々ある。

それでもみんなをまとめて、やりたいことを実現させるためにはどうしようと悩むことも多い。

でも、そんな時に役に立つヒントがたくさんあると感じた。
特に第5章の「内向型がリーダーシップを発揮する」のところは大切なこと満載で、
やれそう、だけど充分にはやれていないこともたくさん書いてあったので、
何度も繰り返し読みたいと思う!!
 

そして、外向型さんは、自分とは違うタイプの人のことを理解し、
その人の良さを伸ばすヒントを得られると思う。

実際に、一緒にページをめくっていたお友達は、
「私は完全に外向型で、娘は内向型!なんか娘の考えていることがわかりそう。娘と一緒に読みたい!」
と言っていた。


そもそも、内向型か外向型か、どちらか100%に振り切っている人ってほとんどいないはずだから、
この本に書かれている100のスキルのうち、いくつかは誰にとっても有効なものになると思うし、

また、自分の特性ととことん向き合って、それを伸ばすことの大切さもしみじみと感じることができると思う。

 
だから、とにかく多くの人に読んでほしい。
そして出来れば、今、自分の内向的な面をちょっと弱みだと感じていたり、
そのことで人間関係に悩んでいたり、これからの進路に悩んだりしている若い人たちにも読んでほしい。

ということで、
仕事の関係でよく出入りをしている中高生世代交流施設に1冊寄贈してきました!

表紙も、なつみっくすを知っている私からすると、「なつみっくすっぽくないな」とは思ったけれど、
中高生が手に取ってくれそうなオシャレなデザイン!
たくさんの人達が読んでくれるといいな。

結局なつみっくすのことがわかったのか

なぜなつみっくすが5年以上もリーダーとしてコミュニティを維持して発展させてきたのか、確かにこの本を読んで少しわかった気がする。

間違いないのは、圧倒的な努力の賜物だったということ。
まさに、白鳥が水面下で足をばたつかせているような、見えないところでのとんでもない努力の積み重ね。

もがきながら、試行錯誤しながら、
自分の特性を最大限に生かす方法をたくさん実践し、トライアンドエラーを繰り返していたこと。

そして、そうしながら私達を支えて励まし続けてくれていたのだということ。

私はHUCに出会って人生が変わったと思っているので、HUCにはどれだけ感謝をしても足りないんだけど、
それはリーダーであるなつみっくすのこの努力の賜物であったことが改めてわかって、何だか泣けてきた。

ありがとう、なつみっくす。
だからやっぱりタメ口で話すのは難しいかもしれません。(なつみっくすはそれを望んでいないと思うけれど。)
でもそれは距離を感じているのではなくて、心からの敬意の表れなので気にしないで。

最後に

さあ、この読み応えのある1冊を読んで、
内向型人間として、ここに書いてある100のスキルのうち、これからいくつ実践できるのか、
それとも読んだだけで終わってしまうのか(笑)

でも、読んで実践してまた人生をより良くしていくことが、
なつみっくすへの恩返しの一つにもなる気がするので、
何度も読み返して、また自分をアップデートしていけたらと思う!


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