見出し画像

さよーならまたいつか!に思う

朝ドラはワタシにとって、
若い頃から割と欠かせない物で、
「今期は合わないな」と思って離脱したいくつかをのぞけば
ほぼ完走しています♫

こんにちは、Cocoです(・ω・)

そのいくつかは、またいつか!

今期の「虎に翼」も、好きな俳優さんが
たくさん出演されているのもあり、
しっかり楽しく観ております。

そしてこの「虎に翼」のOP曲が
米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」でね。
この曲が…というか歌詞がすごくいいなって思ってて。

先日より歌詞シリーズになっとる。

気になるこのタイトル、誰と「さよーなら」して
誰に「またいつか」と言ってるのか?
これに気づいた時、胸アツになりました。

朝ドラのOPの曲の割に、あらっぽい言葉もあるのが
逆に印象に残ります。

このドラマの時代背景は、男性社会真っ盛り。
女性に人権は少しはあれど、「無力」であるという価値観。
女性の幸せは、家庭に入り、慎ましく家を守ることだと、
信じて疑わなかった時代。

そんな中、その価値観に疑問を持つ人も。
地獄のようだと生きづらさを感じて声をあげ、本質に迫って動き、
色んなことと戦い、苦しみ、痛みながら、
誰もなしえなかった「女性初」が
じわじわと成されつつもある時代。

今、当たり前にあるものだって、
当たり前にできることだって、
誰かが声をあげたり、戦ったり、成し遂げなければ
あり得ないままで終わっていたかもしれない。

あの時代の小さな声が、集まり、また少し大きくなった声をあげ、
時代にどんどんうねりを起こして、変化させてきた。

今は土砂降りの中でも構わず飛んでいく翼は持ててないけれど
地獄の先の春に、100年先にある春に、
気ままに飛べる翼を持ったあなたにあいたい…

「あなた」とは、自分が小さくしか出せなかった「声」かもしれないし、
翼をぼろぼろにしながら飛び続けている「人」かもしれない。
もちろん、そんな苦労も忘れてしまうくらい当たり前になった
「時代」かもしれない。

そしてまた、ワタシの声も、今日明日に変わる物ではないけど、
100年先に何かのうねりになっているかな、
じんわりと何か希望を持っていいのかなって思える
そんな歌詞だと感じました。

と同時に、血のにじむような苦しさの中で、動いてくれていた
100年前の「声」にも感謝をしなくてはと思うのです。
「さよーなら」と希望を持ってバトンを渡し、声が広がり
想いが成される時に「またいつか!」会おう。
大きな事でなくとも、それは繰り返されて行くのだと思うのです。

ワタシなりの解釈なのですが💦


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?