横浜の休日 #4 〜魅惑の「ホテルニューグランド」のスイートルームで迎えた朝は〜
山下公園前に佇む
麗しい洋館。
こちらが今回宿泊させていただいた
「ホテルニューグランド」です。
銀座・和光を設計した
渡辺 仁(わたなべ じん)氏が
手がけたという本館。
(本館には、HOTEL NEW GRANDの文字が
掲げられています。)
港町に似合う
ヨーロッパらしい雰囲気に
溢れていました。
館内に一歩足を踏み入れると
ホテルの顔とも言える
大階段が。
旅の気分が一気に
高まります!
また階段をのぼった二階に広がる
ロビーも素晴らしいのです。
重厚なカーテンのかかる
窓からは今の時季、
輝く銀杏も観賞できます。
こちらのフロアには
煌びやか宴会場
「フェニックスルーム」も。
現在は、軽食をいただける
レストランとしても開放されております。
一階に戻り
タワー館へ向かう途中にあるのが
「ロビーラウンジ ラ・テラス」。
フランスの街、シャンティイで
滞在したホテルを思わせる雰囲気に
束の間の海外旅行気分を
味わわせていただきました。
窓から望める
パティオ(中庭)も美しくて。
夜のライトアップした姿は
忘れられません。
そして、いよいよお部屋へ。
ありがたいことに今回は
タワー館17階の
プルミエスイートでの宿泊が
叶いました。
白と淡いピンクで
統一された室内に
うっとり。
広々とした窓からは
横浜の艶やかな港を
見渡せます。
写真右側の、ドレッサーの鏡は
まるで生きた絵画のようで
港と行き交う船を
映し出すのです。
バスルームもとっても素敵で。
みなとみらいの夜景を
みつめながら
眠りについた翌朝は
(なんて幸せ...!)
こちらの魅惑のお部屋で
お朝食をいただきました。
水信フルーツパーラーで
前日にお買い物した
苺とシャインマスカットを。
水信さんについてはこちらを
ご覧ください。
また、この後に
ランチをいただいた
ホテル内のフレンチレストラン
「ル・ノルマンディ」については
こちらをご覧くださいませ。
昭和二年に、
関東大震災後の復興の象徴として
開業した「ホテルニューグランド」。
以来、
マッカーサー元帥(げんすい)、
チャーリー・チャップリン、
ベーブ・ルースなどの
著名な方々も宿泊してきました。
さらに、今では洋食の定番ともなっている
ドリア、ナポリタン、プリンアラモードも
こちらの厨房で誕生したのだそう。
建物の美しさだけにとどまらず
様々な歴史が刻まれてきた
「ホテルニューグランド」。
一夜だけでも
この場所で過ごせたことが
幸せでなりませんでした。
(記念にお土産にした
ホテルのシンボル
「フェニックス」のレースが
美しいハンカチ。)
またいつの日か
訪れたい優美なお宿です。
写真・文=Mana(まな)
「ホテルニューグランド」
住所:神奈川県横浜市中区山下町10番地
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口より徒歩1分
https://www.hotel-newgrand.co.jp
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