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東京の休日 #13 〜ココ・シャネルの世界へ〜

『MADEMOISELLE PRIVÉ(マドモアゼル プリヴェ)』展。
10月19日から
天王洲アイル B&C HALLにて始まりました。

 CHANEL(シャネル)の世界を垣間見ることのできる
この貴重な展覧会、
ロンドン、ソウル、香港、上海を経て
5都市目の東京へやってきました。

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Mademoiselle(マドモワゼル)とは、ガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)のこと。
そのPrivé (プライベート)空間の扉が開き、中へ誘われた気分。

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ガブリエル・シャネルの
パリにあるアパルトマンがB&C HALL内に再現されているのです。

象徴的な螺旋階段
ホワイトの部屋
ベージュの部屋
ブラックの部屋
レッドの部屋
ゴールドの部屋
(ガブリエル・シャネルが大切にしていた5つの色。)

実際は鏡貼りで
まるで万華鏡のように見えるという螺旋階段。

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この階段を上り2階へ行くと
ホワイトのお部屋が。
2018/19年秋冬のコレクションを始めとした
ホワイトとシルバーが美しく合わさった
オートクチュールが展示されていました。

キラキラとしたビーズやスパンコールは
見れば見るほど細かくて
その技術の高さに圧倒されます。


そしてベージュのお部屋。
ガブリエル・シャネルが休暇で訪れたビーチの色。
ナチュラルであり、
女性らしさも男性らしさも兼ね備えている、ベージュ。

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銀座にあるフレンチレストラン『BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO(ベージュ アラン・デュカス 東京)』のベージュですね。
(↓レストランの記事はこちら。)


続いて、先ほどの階段をおりて1階にある
ブラックのお部屋へ。

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私たちが今、日常で黒を着ることができるのは
ガブリエル・シャネルが自身のコレクションに
この色を採用したおかげかもしれませんね!


そして、レッドのお部屋。

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リップは母の影響でずっとシャネルのものを使っているのですが
ガブリエル・シャネルはレッドを「生命の色」と定義していたそうで
シャネルの赤を纏うと力強さが湧いてくる理由がわかった気がしました。


最後はゴールドのお部屋です。

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ゴールドがお洋服に命を与えているような印象です。
刺繍やビーズやスパンコールがほんとうに美しい。


香水やジュエリーも展示されております。

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今回の展覧会のスケッチも飾られていました。

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帰り際にいただいた可愛らしいポーチ。

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天王洲の駅に戻る途中には
IMA gallery があり
もう少しシャネルの世界を愉しめるのです。

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市田小百合(いちださゆり)氏が撮影した
ガブリエル・シャネルのアパートメントの写真の展示と

カール・ラガーフェルドが監督、
キーラ・ナイトレイが主演でガブリエル・シャネルを演じる
ショートフィルムの上映がされていました。

作品の中で
ショートカットで帽子を被らない女性が
その時代には希有な存在として描かれているのですが
今その状態にある私は
ガブリエル・シャネルのおかげで
女性が自由な髪型も服装もできるようになり、
そしてそれが行動の自由へと繋がっていったのだなと
感じました。


ガブリエル・シャネルのプライベート空間を
覗くことのできるこの展覧会は
12月1日まで開催されています。

予約が必要となりますが、
入場は無料です。

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(つづく。)

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