土潤溽暑・つちうるおうてむしあつし 「7月28日〜8月1日頃」

画像1 第三十五候・大暑(たいしょ)の次候。※「次候」は、二十四節気(小暑、大暑、夏至など)をさらに三つに分けた中心の季節のことです。初候・次候・末候と区分されます。
画像2 夏真っ盛り。街路樹のサルスベリが鮮やかに咲き誇っていますね。その美しく花ひらく姿には、「こちらも暑さに負けていられない」と元気をもらいます。
画像3 お花が長持ちすることから漢字では「百日紅」と記されるそう。猿もすべってしまうという艶やかな木肌も特徴です。
画像4 さて、陽射しは少しばかり落ち着きをみせるこの頃ですが、空気は相変わらずじっとりとしています。その蒸し暑さを「溽暑(じょくしょ)」と呼び、今の季節を「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」というそうなのです。
画像5 いつもは涼やかな土すらも熱気をおびる、そんな時期ということでしょうか。
画像6 サルスベリのお花に励まされつつ、こまめな水分補給を忘れずに日々を過ごしたいものです。今日はスイカの日でもあるということで、果物でノドを潤すというのもいいですね。

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