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軽井沢の休日 2 〜【涼の音(すずのね)】バター香る果物たっぷりの「フレンチトースト」で迎えた朝のこと〜

素敵なお店の集う
「旧軽井沢」。

こちらにあります
「旧軽井沢cafe涼の音
(きゅうかるいざわ かふぇ すずのね)」

さんにて

お朝食をいただきました。


行く道も、登録有形文化財の建物も
旅の気分を盛り上げてくれる
味わい深いものでした。




さっそくご紹介してまいります。


旧軽井沢のメインストリート
「旧軽銀座通り」から数分

木々に囲まれた小径を抜けると
温かみのある建物があらわれます。


それが
「旧軽井沢cafe涼の音
(きゅうかるいざわ かふぇ すずのね)」

もともとは、
宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが
明治21年(1888年)に建てた別荘でした。

その後には
第四、六代総理大臣の
松方正義(まつかたまさよし)氏の
ご令孫、松方春子「エドウィン・ライシャワー駐日大使夫人」

作家の森瑤子(もりようこ)氏が
こちらで時を過ごします。

そのような歴史的背景から
平成25年(2013年)には
国の登録有形文化財に認定されました。



そして、現在は
カフェになっているのです。

木々と苔庭に包まれ
広がる静けさ。

木造のバンガローを照らすのは
愛らしいランプと暖炉です。



朝ごはんにいただいたのは
「フレンチトースト」でした。

大人気のメニューのため
午前中に売り切れとなってしまうことが
しばしばだそう。


一口口へ運ぶと
その理由がわかりました。

トーストには
じゅわっとバターの沁みていて
種類豊富なフルーツが
たっぷりのっているのです。

フレッシュなものから煮たもの
甘みの凝縮したドライのりんごまで。

この果物のおかげで
一口ごとに違った魅力を感じられました。



この日は
雨がしっとりふる日。

窓の外の緑が
⁡きらきらと輝いていました。

⁡栗鼠(りす)も
苔の上を嬉しそうに
跳ねていましたっけ。



⁡向かいには、
こちらも苔庭の美しい

「室生犀星記念館
(むろおさいせいきねんかん)」が
ございます。

ぜひ合わせてお出かけくださいませ。


写真・文=Mana(まな)

旧軽井沢cafe涼の音
住所:長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢972 ハウスNo.1138
営業時間:9:00〜17:00
 モーニングタイム 9:00〜11:00
 ランチタイム 11:30〜16:30
定休日:水曜日、冬季(詳細は公式サイトをご確認ください。)
https://suzunone.main.jp


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