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ロンドンの休日 #2 〜あの名作と出逢える美術館『テート・ブリテン』へ〜

建物の外観も素敵な
Tate Britain(テート・ブリテン)。

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ロンドンの美術館は
無料と聞いてはいたものの
(美術館や展覧会によっては
そうでないものもあります。)

実際にこう大きく掲げられた
FREE FOR ALLの文字をみると

美術館が、
人々にひらかれた場所で
あることをつよく感じます。

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(2018年4月18日撮影。)


ナショナル・ギャラリーの
イギリス美術専門の
分館であった名残りから

今もその宝庫となっています。

ラファエル前派の
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティや
ジョン・エヴァレット・ミレー、

そして、
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの
作品が惜しみなく展示されていました。



こちらで鑑賞できる
名作の一つが

そのミレーの
『オフィーリア』です。

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シェイクスピアの
『ハムレット』のひと場面が
描かれています。

花々の鮮やかな色合いが
彼女の儚い表情を
引き立てていました。

歳を重ねていく中で
また何度か鑑賞したいなと
思わせられるこちらの作品。

次回訪れた時には
どんなことを感じるのか
とても愉しみにしております。



さらには、
ターナーのコレクションも
素晴らしかったのです。

絵画から光が溢れているように
感じられるターナーの作品を

こんなにもじっくりと
鑑賞したのは
この時が初めてでした。

その魅力の虜に
あっという間になって
しまったことは
今も鮮明に覚えています。


テート美術館には、

現代アートを集めた
Tate Modern(テート・モダン)も
あります。

ロンドン市内ではありますが、
テート・ブリテンからは
少し離れています。

いつかそちらにも
足を運べたらと
思っています。

開館20周年を記念し
草間彌生さんのミラー・ルームの展示が
現在、行なわれているそうなのです。

(2022年6月12日までの展示とのことですが
今年10月末までのチケットはすでに
完売しております。)


テート・モダンも含めると
さらに幅広い英国美術の歴史を
辿ることのできる
テート美術館。

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解放された学び場で
美しいひと時を過ごすことが
できました。


Tate Britain(テート・ブリテン)
住所:Millbank, London SW1P 4RG
開館時間:月ー日 10:00〜18:00

Tate Modern(テート・モダン)
住所:Bankside, London SE1 9TG
開館時間:月ー日 10:00〜18:00

https://www.tate.org.uk
(現在は、無料エリアも時間指定チケットの事前予約が必要だそうです。)



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