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#日本の休日【休日シリーズⅧ】

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2022年6月の記事一覧

京都の休日 #41 〜【雲龍院】暑い日には熱いお抹茶で旅のひと休みを〜

夏の旅行。 日中は「ひと休み」がつい増えて しまいますよね。 それでも貴重な旅の時間ですので この休憩も旅先でしかできないものに したいといつも思うのです。 それにぴったりなのが 雲龍院(うんりゅういん) での「お茶一服」。 泉桶寺(せんにゅうじ)の奥にひそむ 雲龍院。 後光厳天皇(ごこうごんてんのう)により 1372年に建立されました。 650年前のことです。 こちらの歴史ある地でいただくお茶は その景色が何よりの「おごちそう」。 さっそく素晴らしい境内の

京都の休日 #40 〜【建仁寺】初夏には両足院へもお立ち寄りくださいませ〜

京都最古の禅寺 「大本山建仁寺(けんにんじ)」。 国宝 《風神雷神図屏風 (ふうじんらいじんずびょうぶ)》 のお寺として また見どころに溢れた 「祇園」の地にあることから 観光客であるわたしたちが 思わず足を運びたくなってしまう 場所ですよね。 そして、初夏。 建仁寺の境内にある 「両足院(りょうそくいん)」へも 合わせて訪れたくなるのです。 その理由を後ほど ご紹介することにしまして、 まずは「建仁寺」のお話を。 建仁二年(1202年) 第二代将軍・源頼家

京都の休日 #39 〜【川床(かわどこ)】貴船で夏の風物詩の体験はいかがでしょうか?〜

梅雨が明けるとやってくる 本格的な夏。 そろそろその計画を始めている方も いらっしゃるのではないでしょうか。 この時に ぜひ候補にしていただきたいのが 京都で 「川床(かわどこ/かわゆか)」 を体験すること。 古くから 夏の風物詩となっているこちらは 一度味わうと 京の人ってなんてお洒落で粋なのかしら! と感激すること間違いなしです。 川床とは、 お料理屋さんが川の上に お座敷をつくり料理を振る舞うこと。 つまり、お客のわたしたちは 川の上で(または望みなが

京都の休日 #38 〜【清水寺】早朝のお散歩で「舞台」をひとり占めに〜

AM 6:00。 清水寺に到着しました。 堂々たる 「仁王門」をくぐります。 その先には同じく朱色に輝く 「西門」、「鐘楼(しょうろう)」、 「三重塔」が。 いよいよ「清水の舞台」のある 「本堂」へ向かいます。 観光のベストシーズンには たくさんの方が「舞台」に いらっしゃるイメージなのですが 早朝のこの時間には 参拝している方が ほとんどいらっしゃいません。 舞台そのものも、 そこから望める緑豊かな景色も 存分に堪能することができます。 なんという贅沢でしょう