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舞台「解体青茶婆」扉座

良かった。
とても良かったです。

杉田玄白、解体新書…
歴史に激弱な私は予備知識が全く無く、理解出来るのか正直不安でたまらない観劇でした。
でも、歴史の知識は関係無かった!!

心、震えました。

最近、良い作品に触れると身体に起こる症状が見事に発揮されて、涙も鼻水もだらだら。

細かい言葉を全て理解出来たとは言えないけれど(すみません…)何であんなに引き込まれていたんだろうか。終始、本とキャストの力に導かれていた感覚。

俳優さんは巧みな方ばかり。

そして、とらまつが舞台上に出て来た瞬間から目が離せなくて。佇まいに一気に引き込まれて、最後の一挙一動まで釘付け、思い出してもちょっと鳥肌。また素敵な方のお芝居(お芝居と言う言葉で簡単に表せないけれど)を目撃出来た…と言う気持ちです。

先月千秋楽を迎えた出演舞台の脚本演出をされていた横内さんが主催の扉座さん。観ている途中で何回
「横内さん、すごい…」
と思ったか分かりません。


余談ですが…
映画館でも劇場でも、観劇マナーや他の方への思いやりはやはり大切だと思うのです。料金を払っているんだから好きに過ごして良いでしょと言う意見もあるかもしれませんが、あの空間はキャストスタッフ、そしてお客様の全員で創り上げるもの。お客様も立派な一員です。あの空間で過ごす時間を楽しみに日々を過ごしている人がたくさんいます。
その一員であると言う自覚を持って、私は観劇を楽しみたいと思います。

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