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【🇸🇪スウェーデン日記】#7: 歩いて大学に行こう

7月7日:授業3日目。スウェーデンに来てから初めて一日中晴れていた日。7月はスウェーデンにとっての雨季らしい。

なので、大学まで歩いていくことにした。片道45分の道のりである。普段大学に行く時、徒歩10分くらいなのに。

スーパーマーケットが少なくとも3つある。Willy'sというのが2つと、COOPだ。他に街中にはドイツ系のLidl(イギリスもあるしドイツにも当然あった)などがある。お店によってセルフレジの方式が少しずつ違うので、ちょっと難しいなと思う。最初にメンバーカードを登録するとか、最初にクレジットカードを登録するとか、別に普通にスキャンし始めるとか。

そうそう、なんだか坂が多い街なのも写真からわかるだろうか。登ったりおりたりがひたすらに多い。多いし、街の中には崖の端くれがネットで保全されているだけ、みたいなところも多くあって、整備しなくていいのか…?いいのか。という気持ちになる。

ゴッテンバーグ大学はー正しく日本語表記するならヨーテボリ大学だがー色々なところにキャンパスがある。英語表記はGothenburgで、英語で発音するときもgo-then-ber-g みたいな発音なのだけれど、日本語だとヨーテボリになるのは不思議だ。で、このゴッテンバーグ大学は色々なところにキャンパスがあるので、サマーコースのキャンパスに行くまでに、色々大学を通っていくことになる。↓とか。

緑がいっぱい。工事中の車にボルボのマークが付いていて、さすがと思う。ボルボはヨーテボリの会社なのだ。

途中に銅像が立っていたりして、

ポセイドン像にも遭遇する。

この前の幅の広い道路が市街につながっているらしい。平日の朝だから人が少ないけれど、電動スクーターに乗っている人もいれば、自転車に乗っている人もいる。こんな坂の多い街で自転車に乗るの大変じゃない?大丈夫?

この赤い倉庫みたいな建物が、大学の学生棟。Husが英語のHouseらしい。

ゴッテンバーグの人の多くは英語を話すが(というか今のところ英語を解さない人には会っていない)、大学の表示などはスウェーデン語だ。私はどこにいるんだ?

もうちょっとだけ歩く。建物が高くなってきた。トラムが走っている。トラムとバス、どちらもTo Goという携帯のアプリ上でチケットを買って乗ればいいので、簡単なことには簡単で良い。イギリスのデビットカード直接タップ方式とどっちが良いかと問われれば微妙なところではあるけど。初めてトラムに乗りたかった時、チケットの買い方がわからなくてその辺にいたおばさまに聞いたら、笑いながら教えてくれた。たまにいる検札の人は白い帽子をかぶってることが多いけど、最近制服変えたかもみたいなことを夫が言ってたのよ〜。あ、あの電車だよ、のりなのりな。

セブン・イレブン。セブンがいっぱいあるのにスタバは全然ないなと思っていたら、スウェーデンにスタバは3つしかないらしい。そんなことある?代わりにエスプレッソ・ハウスというコーヒー及び美味しいドリンク屋みたいなのが跋扈している。美味しそうな桃のドリンクを出しているので帰る前に飲みたいなと思う。

ようやくキャンパスの近くまできた。横断歩道のボタンが押しボタン式なのだけれど、待っているときはカッ……カッ……カッ……みたいな音がしていて、一回青になるとカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッみたいになる。

ゴッテンバーグには運河の街としての歴史がある(ということを、翌日行くことになった博物館で学ぶことになる)。東インド会社のオフィスがあったくらいなのだから!だから、街にはいくつかの水源が流れていて、カモメがゴミを漁っていたり、窓の外にいたりする。イメージの観点からカモメにはゴミを漁らないで欲しかった。

やっとキャンパスに着いた。遠いよ。

お昼はサラダボウルばかり食べている。美味しいんだもん。日本円に換算すると高いのだけれど、イギリスポンドで換算するとまあそんなもんだよな〜というくらいの金額になる。イギリスで少しでも収入源があってよかった。けど、三つの通貨の間を渡り鳥しながら考えているとよくわからなくなってくるのも事実だ。

ちなみに街は一昨年で400周年ということで、街には可愛らしい旗が翻っている。お祭りムードかと言われれば微妙だが(平常時を知らないから)、可愛くて綺麗なのでそれでいいんじゃないだろうか。知らんけど。

というわけで、大学に行った話でした。

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