東海林茉奈

ポーランド留学中のピアニスト東海林茉奈 (しょうじ・まな)27歳。 より多くの人にクラシック音楽に親しんでもらえる活動を目指している🌱

東海林茉奈

ポーランド留学中のピアニスト東海林茉奈 (しょうじ・まな)27歳。 より多くの人にクラシック音楽に親しんでもらえる活動を目指している🌱

最近の記事

切実な音楽、個性、自分だけの解釈

久々のnote。最初は特に理由もなく Threadsに呟いてたのだけど、 ついさっき呟いた内容が Threadsに書くには長すぎる&個人的な話すぎるかなと思って、noteに戻ってきました。 この前のレッスンでショパンのプレリュードを 演奏して、言われた言葉。 ずっと同じ曲を弾いてると、表現がマンネリ化してきて、目の前の音楽に対して新鮮な感じ方ができなくなっている自分がいて。 そんな私の演奏を聴いて、先生が発した言葉。 うすらと自覚はあったけれど、 ずしりと重く心にのしか

    • ぺヌティエの演奏を聴いて

      昔Evernoteに書いてた日々のメモを 数日前に思い立って以来少しずつ読み返している。その中からのメモ。 自分ってこんなことを考えていたんだなあって。今もこういう気持ち、変わらない。 2018/5/14 ぺヌティエの演奏を聴いて モーツァルトとはどんな人だったのだろう。 モーツァルトの悲しみとはどんな悲しみだったのだろう。 シューベルトの孤独とはどんなものだったのだろう。 そういうことを考えないで音は出してはいけない。 ぺヌティエのような本当に素晴らしい演奏家の演

      • 【留学までの準備④ショパンコンクールの挫折と留学への気持ちを立て直すまで】

        今回もだいぶ個人的な内容なのですが お時間ある方は是非ご覧ください☺️ ・弟子入り願い ・条件付きの受け入れ約束 ・予想外の事態-コロナでショパコンが1年延期に-留学も1年延期に ・ショパンコンクール時の葛藤と苦しみ-ピアノをやめようか迷った時期 ・コンクール終了後、消えた留学への野心 ・その後なんとか気持ちが復活-あの時必要だった考え方 ・ついに留学へ向けて手続き

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        • 【留学までの準備③留学迷子だった私がポポヴァ先生に教えてもらう決心をするまで】

          前回の続きを書いていきます🌼 今日は、私の個人的な話なのですが やっぱり出会いや縁やタイミング、 そして何よりも 心動かされたら行動すること!が 留学には大事になってくるという話です。 個人的には留学に迷ってる人には1番読んでほしい回です。 一歩踏み出すのを迷ってる方、踏み出し方が分からない方は是非どうぞ!😌 (写真は2019年、ポポヴァ先生のレッスンを初めて受けた時のアカデミーの写真🤳) 今回の内容はこんな感じです。↓ ・ポポヴァ先生のマスタークラスを受けにポーランドへ

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          【留学までの準備②レッスンを受けてみての相性・先生の忙しさ・家は学校の近くがいいの?・自分の良さを意識した入試の選曲について】

          さて、前回の投稿の続きです! 留学したいけど、何から始めたらいいかわからない!そんな人のために前回は自分の時を振り返りながら書いてみました😌 さて、その続きです。今回の内容はこんな感じになります!↓  ・先生を決める時に考えること3選 ・入試の曲決めのポイント  ・個人的な決め手(意外とここが大事)

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          【留学までの準備②レッスンを受けてみての相性・先生の忙しさ・家は学校の近くがいいの?・自分の良さを意識した入試の選曲について】

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          【留学までの準備①先生を見つける方法・先生を決める時に考えたいこと】

          こんにちは!ポーランドに留学中のクラシックピアニスト、東海林茉奈(しょうじ・まな)です。 この記事は、海外留学をしたい人に向けてのnoteになります。留学したいけど、先生の決め方が分からない、コンタクトの取り方がわからない、学校選びが難しい、手続きの仕方が分からないなど..留学を始めるまでにやることが沢山あり、悩みは尽きませんね😢 この記事は、そんな人たちのために、私の経験が少しでも役に立ったらいいなあという気持ちで残します。私も留学を始める前、あまりに分からないことが多くて

          【留学までの準備①先生を見つける方法・先生を決める時に考えたいこと】

          Ep.1 アレクサンドル・カントロフ@ザ・シンフォニーホール 

          何がすごいって同じ歳とは思えない音楽の成熟ぶり。 ピアノというのは手段であって、 ピアノを弾いてるというよりも もはや世界を創造している 神の視点で音楽を作っている そんな感じだった。。 哲学的な何か多分この方はすごく哲学的な発想を持った人で、 音楽自体が哲学のようだった。 普段の生活では意識しないような 心の奥底の虚無の世界をなぞられている、 または見下ろしているような感覚があった。 死後の世界だったり 人間の生死だったり、 カントロフの演奏を聴いていると 無意識にその

          Ep.1 アレクサンドル・カントロフ@ザ・シンフォニーホール