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【スウェーデン2024.3】 #1 16時間かけて、憧れのスウェーデンへ

4泊7日のスウェーデン旅行、1日目!

1日目は国内の移動からフィンエアー搭乗まで。

スウェーデンの美しい景色が見たかったのに!という方はすみません。

今回は国際線搭乗時のプチトラブル、今回利用したラウンジ、フィンエアー機内食等々をご紹介!

ちなみにタイトルの16時間というのは、フライト時間の合計。

厳密には、福岡〜羽田が1時間40分、羽田〜ヘルシンキが13時間、ヘルシンキからストックホルムが1時間15分。
トップ画像の通り、羽田からヘルシンキは、ロシア領空を回避する迂回ルートとなっている。

家から空港までの移動、乗り継ぎの時間も含めると、丸1日かけての大移動だった。

2025年1月末からはANAで羽田〜ストックホルムの直行便が就航するとのこと。
移動の負担がかなり軽減されそう。
うらやましい!!


当たり札で幸先の良い旅の始まり

出発前日、セブンイレブンで偶然見つけたサウナ北欧監修カレー。
半年も楽しみにしてきた旅行が目前に迫る頃には、「北欧」と名の付くもの全てに反応してしまう身体になっていた。

「北欧」と名の付くものは何でも手に取るしかない!
スパイシーでおいしかった。


そしてようやく迎えた当日。
ここまで来ると、逆に「日本」を感じられるものを摂取したくなる。

ということで、出発前に「旨味」を摂取すべく、とり田にて出汁にこだわった担々麺をいただく。

とり田KITTE博多店にて。
辛いんだけど、出汁が効いてて最高!


もちろん、「ジャパニーズサケ」も欠かせない!

住吉酒販博多デイトス店にて。
平日の昼に飲む酒が1番おいしいはなぜなのか。
背徳感は最高のスパイスということか。


念願の飲み比べセットを堪能。

この店は花札で会計する面白いシステムで、渡された10枚の中に当たり札が入っていれば1枚サービスになる。
事前に調べたところ「当たらないので気にしたことがない」という口コミを見たけれど、なんと1枚当たり札を発見!

しかも、彼も当たり札が入っていた。

2セットどちらとも当たりが出るなんて、相当運が良い。

幸先の良い旅のスタートとなった。

「ストックホルムまでですね」

今回乗る飛行機は、福岡〜羽田、羽田〜ヘルシンキ、ヘルシンキ〜ストックホルム。

不慣れな私たちは、いつも通り機械でチェックインしようとすると、国際線を含む航路は手続きできないためカウンターに行くように、と表示された。

福岡空港のチェックインカウンターで「ストックホルムまでですね」と確認されたとき、ようやく「旅に行くんだ…!」という実感が湧いてきた。

ただ、ここで一点残念だったのはカウンターのスタッフの対応…。

いかにも新人さんっぽい雰囲気で、チケットを見る限り、荷物はスルーバゲージになっているのに、ヘルシンキで受け取るように言われた。

念押しして「本当にヘルシンキで受け取る必要があるのか」と確認すると、やはり「受け取りが必要」と言われた。

しかし、結論を言うとスルーバゲージになっていて、受け取りは不要だった。
ヘルシンキでは乗り継ぎに余裕があったので、時間がつぶれたという意味では逆に良かったのだけど、探せど探せど荷物が受け取れるような場所はなく、慣れない英語で空港スタッフに「荷物はどうしたら良いですか」と尋ねるのは本当に緊張した。

ちなみに、ヘルシンキのスタッフさんは無愛想だけど(あくまでも日本人の感覚としてであり、ヨーロッパでは普通なのかも)、親切に答えてくれたので良い思い出にはなった。

後からの反省点としては、福岡空港スタッフの曖昧な対応から察して、別のスタッフさんにも聞いてみるべきだったということ。

自分の荷物は結局のところ自分で守るしかないのだと学べた。

ラウンジTIME @福岡空港

福岡空港では、せっかく作った楽天プレミアムカードを活用してラウンジを利用。

ラウンジTIMEは、指定カードを持つ人が利用できるカードラウンジ。

フリーソフトドリンクもしくは缶ビール1本を選ぶことができる。

ビールをいただくつもりだったけど、入口のコスタコーヒーの広告を見てソフトドリンクバーを選択。
初めて飲んだけどおいしかった。

出発までの時間を静かに、そして優雅に過ごせてありがたかった。

窓側の席に座ると、飛行機の離着陸も楽しめる。


TIAT Lounge @羽田空港第3ターミナル

まずは福岡から羽田までのフライト。
羽田までは1時間半ほどなのであっという間に到着。

国際線ターミナルへは連絡バスで向かう。
羽田空港から出国するのは初めて。

せっかくプライオリティパスを作ったので、ラウンジを利用することに。

今回利用したのは第3ターミナルにあるTIAT Lounge。
出国審査通過後のエリアにあるため、国際線利用の人のみ利用可能。

乗り継ぎにかなり時間があったので、空港で時間を持て余すかも…と思っていたけど、出国審査にもそれなりに時間がかかるし、なによりラウンジでシャワーを浴びることができたのがとてもありがたかった。

とても清潔なシャワー。
飛行機に乗る前に浴びられるのは本当にありがたい。


ラウンジではもちろんビールと、さらにシャワーの後にはアイスもいただく。

なんとLady Borden!嬉しい!



ラウンジを出た後は、お土産屋さんに立ち寄って、レクサンドの宿のホストさんに渡すお土産を準備。

調べたところ、海外には「お世話になります」の気持ちで渡す手土産文化はない、との記事も見たけれど、ホストさんには事前の問い合わせメールに丁寧に返信していただいたり、駅までお迎えにも来てくださるとのことで、少しでもお礼の気持ちを伝えたかった。

悩んだ結果、富嶽三十六景の絵柄の袋に入ったせんべいを購入。

ザ・ジャパンなものを選んでみた。

そんなことをしていると、「福岡空港からお越しの…」と自分たちがお呼び出しアナウンスされているのが聞こえてきた。

時間は何度も確認しており、まだ搭乗時間には余裕があるはずだったけど、もしかして変更になったのか?と不安になり、ダッシュで搭乗口に向かった。

呼び出されたのは、乗り遅れそうになっていたから……

ではなく!

国内線から国際線への乗り継ぎの際は搭乗口でパスポートやチケットの確認が再度必要になるから、とのこと。

「ダッシュしなくても良かったのか…、せっかくシャワーを浴びたのに汗だくだよ…」という気持ちもありつつ、無事に乗れそうなことには一安心。

搭乗口に並ぶ人の列を眺めていると、ヨーロッパの方がほとんど。

ついに、北欧への第一歩を踏み出した!

フィンエアーに搭乗

乗った瞬間にまず感じたのは、

「すべてがおしゃれ…!!!!!」

さすが北欧!
シンプルイズベスト。

おしゃれなだけでなく、機内食や消灯の時間が時間割のように表示されていてとってもありがたい。


お待ちかねの機内食。
ラウンジで軽くご飯を食べていたけど、機内食のために余力を残していた。

2種類の中から選べたので、私はベジタブルカレーを選択。

おいしかった!
機内で温かい食べ物を食べられることに感謝。
ブラックサンダーで糖分補給できるのも嬉しい。
ちなみに、ブラックサンダーの隣の箱にはお蕎麦が。


そしてお楽しみのビール!

軽い飲み口でおいしかった。
残念ながら、アルコールのおかわりは有料。


ふとフライトマップを見ると、きれいにロシア上空を避けて飛んでいた。

平和を願わずにはいられない…。


あれこれと体勢を変えつつ、寝たり起きたりを繰り返しているうちに朝ごはんの時間。

チーズが絶妙でおいしかった!
マリメッココラボデザインの紙ナプキンがかわいすぎる。


13時間という長時間フライトに耐えられるか不安だったけど、過ぎてみるとあっという間だった。
時差ボケも、深夜便だったこともあり感覚的には「長い夜」だったので、思っていたよりはキツくなかった。

到着が近づいてきたので、フィンランドの時間に腕時計を合わせる。
6時間も時差があると針を回すのも大変だけど、遠くまで来た実感も湧いてくる。

ヴァンター空港に降り立ったあとのエピソードは次の記事で!

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