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20代女がバックパックに深夜バスでネカフェ宿泊?!何故ここまでしてJリーグサポーターになったのか。



はじめまして。
それか、いつもお世話になってます。

北海道コンサドーレ札幌サポーターの
Mana と 申します。


95年生まれ、生まれた時から雪に囲まれて育ち、
高校生まで札幌に1人で出かけたことない田舎者24歳女です。


2019年3月より看護師として、東京に上京するという、札幌人になる前に都民になるという飛び級をはたして、今に至ります。

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何故 、Jリーグとは無縁だった女が、急にJリーグサポーターになったのか。


彼氏がサポーターで〜
友達に連れてきてもらったら~
親がサポーターで生まれた時からそういう環境で〜


女子サポは8割はこれに当てはまること多いんじゃないんでしょうか


私の場合

・15年間ダンスを習い、周りにサッカーに興味ある人間なんて居ない
・父が元サッカー部だが、J発足時は仕事が多忙かつ埼玉から北海道に移住した時期で、Jまで把握する余裕はなく、日本代表だけを応援するぐらい程度だった

日本代表戦は父の影響で物心着いた時には、ユニフォームを無理くり着せられ見てました。

ちなみに私の永遠のヒーローは中村俊輔。

しかし、Jリーグに関しては道民のくせに、正直2017年くらいまでは、「北海道コンサドーレ札幌ってなに?」状態でした。




転機が起こったのは、2018年W杯。


いつも通り日本代表を見てました。


しかし、半端ない大迫選手とかに目は行かず、
1人のベンチに座る異常までに熱気を感じる選手を見つけました。

背番号20、浦和レッズ所属
槙野智章 選手


大して試合には出てないけど、誰かがゴールを決めると、そのフィールド内の選手より、誰よりも喜ぶ姿に


「なんだこのしゃしゃり出る選手。笑」


単におちゃらけた陽気野郎っていうイメージでした。


しかし、ベスト16で終わったW杯後に、
やべっちFCがプレゼンツしてた
「W杯日記」という特番が放送された。




そこで取り上げられていたのは、槙野選手であった。


そこで見た槙野選手は私のイメージしてた槙野選手とは正反対のものであった。



元浦和の原口選手に対する想い。
1試合のみの出場にも関わらず、腐らず、影でチームを鼓舞し続けた、代表チームへの想い。
そして、本田選手との結束。


こんな人間として素晴らしい人が
日本代表に居たのか。


2018年夏、私はその前の年に留年をし、
その事で就職面談でボロボロに人間否定され、自分のことを認められず、腐ってた時期であったが、
光を浴びずに影でも頑張っていた槙野選手を見たら、自分も頑張らなくてはいけないと奮起され、自分を見つめ直しその後、東京の大学病院に起用されることになった。



そこまでして、私の気持ちを変えた槙野選手を応援しないわけにはいかないと、W杯が終わってもずっと槙野選手を追うことになった。


そこで見たのは


「11月10日、北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ 札幌厚別開催」




槙野選手を見れる…!



11月の屋外試合は、観戦したことない人間でも分かるぐらい寒いのは承知であったが、それ以上に直接槙野選手を応援したい気持ちになった。


すぐさまチケットをとり
11/10、女ひとりで浦和のコーナー側へ観戦に行きました。

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そこで見た景色は、
テレビで見る日本代表とは世界が違った。



え?ここ北海道だよね?って思うほどの浦和サポーターの数。
浦和サポーターの声のデカさ。

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そして、

北海道コンサドーレ札幌サポーターの応援


"We Are SAPPORO"


正しく両チームとも、それぞれのチームにもだが、

"自分の愛する街" を背負って応援する



という気持ちがビシビシと伝わってきた。


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その時。2019年には北海道を去ることが決まってた私。
北海道は生まれ育った街だし、北海道民特有って言われてるけど、人一倍北海道に愛着はあった。

けど、今まで、ここまで自分の街を背負って応援することなんて無かったし、しようと思ってなかったが、


札幌の応援を見てると、


「自分もなにか北海道を背負って一緒に応援したい」

と思った。


結果は、浦和レッズに2-1で負けたが、
終わった頃には、槙野選手よりも、北海道コンサドーレ札幌に夢中になっていた。
(槙野選手ごめんなさい。笑)



興奮冷めやまず、その試合を2~3回は見直し、
私を初期からフォローしてくださってる人はわかると思うけど、
三好康児選手のプレーにベタ惚れし、これはもうサポーターにならない意味がわからないということから


晴れて
北海道コンサドーレ札幌サポーターに
なることを決意しました。


まだ遡れば、初めてのツイート残ってたわ。笑



2018年11月。
この決断が、これから私の怒涛のサポーター生活にさせることをその時の私はまだ知らなかった。




2019年シーズン開幕。社会人としての開幕。
~怒涛のサポーター生活が始まる~



2019年3月
"初めてのアウェイは浦和レッズじゃなきゃ嫌だ"という謎のこだわりから

初めての私のシーズン開幕戦は
浦和レッズ戦から始まった。





そこからは、各アウェイに飛び続け、

「快適さ&女子力よりも、

応援に行ける数」



・両手が空く、その上移動しやすいバックパック
・飛行機は割高なので、移動時間8時間以内なら深夜バス
・ホテルよりもネカフェかカプセルホテル(これに関しては、知らない広い部屋には寝れない理由)

2019年シーズンは
北海道コンサドーレ札幌は北はもちろん北海道、南は九州2チームとも見に行き、合計20試合見に行きました。


初シーズンの割には観戦したと思うし、


初シーズンには結構キツかった勝てない試合の多さ。


4/20~11/30まで勝ち試合見てないの、普通にエグくね?




でも思うことは


やっぱりサポーター生活はとても楽しい


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実は、サポーター友達にもあまり言えてないですが、


2019年5月。先天的な病気のせいで、仕事が上手くいかず、食事も食べられず、寝れず、起きれず、仕事も遅刻が多くなってしまい、


抗うつ状態 と診断され
心療内科に通院していました。


しかし、私の場合、治療と併用して、
サッカー観戦をしてると症状が無く、普通通りに過ごすことが出来たので、
Jリーグには楽しさだけではなく、生きる気力を貰えているってことが私にとっては大きいです。


私にとって"Jリーグ"とは

・出てる選手だけが頑張るのではなく、影から応援することの大切さ
・生きる気力の全て


そして


・ 遠い場所でも自分の街を背負って生きることが出来る


っていうところかなと思います。


長々と話がまとまらなかったですが、
バックパックに深夜バスを使ってでも、応援したいという気持ちがあるっていうことを少しでも共有でき、更にJリーグの良さを知っていただけて、どんどん新しい人が増えていくといいなと思いました。





ぜひ、自分の愛するチームを
これからも応援していきましょうね


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