マティス展行った

美術展行ってもすぐ内容を忘れてしまうので書き留めておこうと思う。特に印象に残った作品だけ。

・『豪奢、静寂、逸楽』
本物を見られて1番嬉しかったかもしれない。
新印象派の点描は細かい書き込みとして機能して見えるけど、マティスのはあんまり機能してないっぽいのがいいなと思った。あくまで絵の具として、色として見える感じがよい。
あと額のチョイスが凄く好きだった。シンプルな彩色してない木の額が映えていた。金のごてごての額だったらだいぶ見え方が変わっていたと思う。

・『豪奢Ⅰ』
これのキャプションが凄く好きだった。
全文は覚えてないけど、「ほとんど虹色に見える画面」「巨人のように見えるヴィーナスと花束を捧げる女性の関係はあいまいである」というフレーズは、それなりに絵に精通してないと理解しがたい言い回しなんじゃないかなという感じがした。
他の絵を見ても思ったけど、絵の中で空間が自然に見えるような色彩や構図よりも、「画としてここにこういう色あったらいいよね!」「こういう形あったらいいよね!」という感情を優先しているのがすごいと思った。しかもそれでいて具象画として成立しているのがすごい。どこまで感覚でやっているのかが知りたい。

9/9
結局途中でめんどくさくなって、印象に残った作品全部について書くことはできなかった。もう全部忘れてしまったし。美術館に行くのは大好きだけど、全部忘れちゃうからかなしい。人は愚かだねえ。
とりあえず、書いた分だけでも公開しておきます。また美術展に行ったら書くことにしよう。


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