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101.常識・良識のラインを越えるところは、会社や他者に委ねず自律を持つ

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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常識や良識のラインというのは、ある一定のところまでは通用すると言えます。しかし、そこを越えるところは、もはや人としての総合格闘技とも言える“人間力”がモノを言うところになってきます。

そこで戦うときには、会社や他者でなくあくまで一人としての「個の自分」になってきます。例えば経費処理を考えたときに、社内期限では当月中に処理すべきものを翌月に持ち越したとしましょう。

社内規定にそった領収証をもらうことを忘れ、経理担当に処理してもらった場合、ルールとしては間違っているかもしれませんが、臨機応変さという意味では柔軟な対応です。これが通例化するとルールや規則に対する遵守意識の低下に繋がってしまいますが、いざというときの“遊び”の部分が無ければ、業務そのものがストップしてしまうことも多々あります。

社内のルールでしか動くことのできない組織は、硬直化してスピードが鈍ってしまい大事な局面で身動きができなくなってしまうのです。だからこそ、“自律”自分で考え判断できる人間であることは仕事において重要であり、ソフト面である働き手の在り様は実はとても大切な要素なのです。

考えようによっては、例外処理の多さは心を尽くした結果でもあり、紋切り型の仕事の仕方をしていないことの反映であるとも言えるのではないでしょうか。

だからこそ、一定のルールのラインを越えるところで勝負できる人間力を持ち、磨くことは職業人として重要なポイントだと言えるのです。

Q.あなたはルールを破って上手くいった経験はありますか? 悪法に対してどう向き合いますか。


1.占心行動学的全体性とその目指すべきところについて